両国国技館のすぐ裏手にある、旧安田庭園を訪れました。門の向こうには静かな緑が広がり、都会の喧騒から一歩離れたような落ち着いた雰囲気です。
門をくぐるとすぐ前に園内案内図があります。中央に大きな池があり、周囲をぐるりと歩けるようになっていることがわかります。
池の中には石灯籠が配置され、背後の緑と相まって落ち着いた雰囲気をつくっています。
池の中央には鮮やかな朱色の橋がかかっています。緑に囲まれた中でひときわ目を引き、水面に映る赤が美しく揺らめいていました。
池のほとりにはアオサギがじっと立っていました。風に揺れる松の緑と、足元に咲く彼岸花の赤が静かな庭園の中で鮮やかに映えます。
庭園の中でもひときわ存在感のある大きな石灯籠です。厚みのある笠とどっしりとした脚が特徴的で、庭園の静けさの中に重厚感を添えています。
池の向こうには松の緑が広がり、その奥にスカイツリーが顔をのぞかせています。伝統的な日本庭園の風景の中に現代的な高層ビルやタワーが並ぶ光景は、まさに東京らしい対比です。
赤い橋を渡ると、木々に囲まれた静かな小道が続いています。頭上には青々としたもみじの葉が広がり、日差しをやわらかく遮っていました。
枝先の青もみじがきれいに色づき始めています。背景にはベンチがあり、ひとり腰かけてのんびりと過ごす人の姿も見えます。
木々に囲まれた一角に、立派な石塔が佇んでいます。苔むした石肌や周囲の緑が調和していて、まるで時が止まったかのようです。
池のそばを歩く小道。水面には数羽のカモがゆったりと泳ぎ、木々の緑がその姿を映しています。
池のまわりを歩いていくと、再び石灯籠が見えてきました。水面にはカモがゆったり泳ぎ、木々の一部は少しずつ色づき始めています。
秋の訪れを感じさせる穏やかな景色で、庭園の静けさがより一層引き立っていました。
旧安田庭園はそれほど広くはないものの、池を中心とした回遊式庭園としてしっかり整備されており、見どころが多くあります。
入園は無料で、気軽に立ち寄れるのも魅力です。両国駅や国技館からも近く、静かな時間を過ごしたいときにぴったりの場所です。
今回訪れた場所
施設名 | 旧安田庭園 |
住所 | 東京都墨田区横網1丁目12-1 |
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