先日、スキャナー(CanoScan LiDE 40)を使おうとしたところ、スキャン面の内側(本体内部)に「くもり」や「ゴミ」が入り込んでいるのを見つけました。
そこで、スキャナーを分解してスキャン面を清掃することにしました。なお、この手順は修理の際にも同じように活用できます。
別の箇所にもゴミが入り込んでいました。
まず、本体の前方にある隙間からカッターの刃を差し込み、サイドカバーを慎重に取り外します。
端のカバーは強力な両面テープで固定されています。無理に剝がすと破損の恐れがあるため、ドライヤーで軽く温めて粘着をやわらげてから、少しずつゆっくりとはがしてください。
※ 熱を当てすぎると本体が変形する場合があるので注意します。
左右のカバーを取り外しました。これで内部にアクセスできます。
スキャン面に手を載せて上にスライドさせると、ガラス板が外れます。
スキャン面のガラスを取り外した状態です。ガラス面は、ティッシュに少量のアルコールを含ませてやさしく拭き取ります。
また、本体内部に残っているゴミやホコリは、掃除機などを使って丁寧に吸い取ります。
ティッシュで拭き取ったところ、ガラス面が黄色く変色していました。タバコは吸っていないのですが、なぜででしょうか。
あとは、分解時と逆の手順で組み立てれば、内部のクリーニングは完了です。