知り合いが新しくDELLのノートパソコンを購入したとのことで、初期設定をお願いされました。
パソコンに詳しくない方なので、セットアップ、ネット接続、ウイルス対策ソフト、プリンター設定までひと通りサポートしました。
DELL ノートパソコン NI25-7NHBBレビュー
せっかくですので、パソコンを設定する前に軽く、ノートパソコンのレビューをしておきたいと思います。
今回の機種は DELL Inspiron 15 Series 5000（Model 5565） です。
ディスプレイは 15.6インチ（1,366×768、光沢液晶）で、映り込みは多少ありますが発色は鮮やか。文字も見やすく、普段使いには十分なサイズ感です。
最近はフルHD（1,920×1,080）のディスプレイを搭載するモデルが主流になっていますが、この機種はHD解像度（1,366×768）です。やや低めではあるものの、その分価格を抑えられており、コストパフォーマンス重視の構成といえます。
CPU は 第7世代 AMD A6-9200 APU（最大2.8GHz） を搭載し、メモリは 4GB（最大16GBまで増設可能）。
ストレージは 500GB のハードディスクドライブ（HDD）で、DVDスーパーマルチドライブも内蔵しています。OS は Windows 10 Home 64bit。必要な機能が一通りそろったベーシックな構成です。
本体の天板は光沢のあるブラックで、中央にはおなじみのDELLロゴマークが配置されています。
本体の裏側を見ると、四隅に大きな滑り止めのゴムが4つ取り付けられています。
その奥には、型番が記載されたプリントと、内部の熱を逃がすための通気口があります。長時間の使用でも熱がこもりにくいよう、放熱設計がしっかりとされています。
本体の右側には、SDカードスロットとUSB端子が配置されています。写真やデータの取り込みなど、外部機器との接続に便利です。
そのすぐ隣には、DVDスーパーマルチドライブが搭載されています。ディスクの読み書きができるので、データのバックアップやDVD視聴にも使えます。
本体の左側には、奥から順に「電源コネクター、LANポート、HDMI端子、USBポート×2、イヤホン端子」が並んでいます。周辺機器をまとめて接続できる構成で、使い勝手のよいインターフェース配置です。
ACアダプターです。比較のために単三電池と並べてみました。このパソコンは消費電力の少ない機種のため、全体的にコンパクトで持ち運びやすいサイズです。
アダプターの電源端子は、3ピン仕様のいわゆる「ミッキー型」コネクターになっています。
本体を開くと、右奥に丸型の電源スイッチが配置されています。
手前にはマウスカーソルを操作するタッチパッドが配置されています。その周囲は広めのパームレストになっており、タイピング中も手首を自然に置ける設計です。
キーボードはノートパソコンでおなじみの薄型設計となっています。キーの押し込みが浅いため、軽い力でもスムーズにタイピングでき、長時間の入力でも指が疲れにくいのが特徴です。
液晶モニターを拡大した様子です。HDタイプ（1,366×768）のため、ドットがやや目立ちますが、テキスト表示や動画視聴には十分な画質です。
価格を抑えたモデルということもあり、このあたりは割り切りポイントといえます。
新しく購入したパソコンの設定を行う
インターネットに繋ぐために、まずはWi-Fiの設定から。自宅の無線LANルーターを確認し、SSIDとパスワードを入力してネットに接続します。
接続後は、Windowsの更新プログラムをダウンロードして、セキュリティを最新の状態にしました。
設定中に実際にキーボードを使ってみると、押した感触は一般的なノートパソコンの変わりませんが、「\」「Back Space」「Enter」「Shitf」キーの形が変則的で癖があります。
ウイルス対策ソフト（ノートン）のインストール
セキュリティ対策としてノートンを導入しました。CDからインストールし、ライセンスを有効化しました。
最後に、家庭用プリンターをWi-Fiで接続。最近のモデルはUSBケーブルを使わなくても自動で検出されるので便利ですね。印刷テストも無事に完了しました。
まとめ
今回の作業は、Windowsセットアップ・ネット接続・ウイルス対策・プリンター設定の4点。初期設定が終わると、すぐに使える環境が整います。
昔と比べて設定はずいぶん簡単になり、パソコンに詳しくない方でも一人でできるようになりました。それでも、やはりパソコンが苦手な人にとっては、初期設定は少しハードルが高いようです。
実際に手伝ってみると、ちょっとした設定でも「助かった」と喜んでもらえて良かったです。
こうしたサポートを通して、パソコンの便利さ・楽しさを少しでも感じてもらえたらうれしいです。
