I-O DATAのモバイルモニター「EX-LDC161DBM」を購入したのでレビューします。外出先や自宅でノートパソコンの作業領域を広げるため、2台目のモニターとしてモバイルモニターを導入しました。
今回は実際に使ってみた感想や、良かった点・気になった点を紹介します。
付属品として「HDMI-HDMI（ミニ）ケーブル」「USB Type-Cケーブル」「ACアダプター」「キャリングケース」「取扱説明書」が同梱されています。
持ち運びに便利なキャリングケースが最初から付属しているのはうれしいポイントです。購入してすぐに使い始められます。
モバイルモニターを正面から見た様子です。左右と上部のベゼル（ふち）は細く、スッキリとしたデザインになっています。
サイズは横355mm、縦224mm、厚さ約14mmで、重量は約730g。持ち運びやすく、カバンにも入れやすいコンパクトさです。
モニターの背面です。左下には電源を兼ねたスティックボタンが配置されており、メニュー操作や明るさ調整などを行うことができます。
背面にはスタンドが一体化されており、角度を調整して自分の見やすい位置にセット可能です。スタンド一体型のため、カバー式スタンドのような取り外しの手間がなく、とてもスマートに設置できます。
パソコンに接続した様子です。解像度はフルHD（1920×1080ドット）で、一般的な15インチノートパソコンと同等の表示領域があります。
液晶パネルにはADS方式を採用しており、発色が鮮やかで視野角も広く、角度を変えても色の変化が少ないのが特徴です。
写真ではHDMI接続と付属のACアダプターで動作させていますが、ノートパソコンに十分な給電能力があれば、USB Type-Cケーブル1本で映像と電源をまかなうことも可能です。外出先で荷物を減らしたいときに便利なポイントです。
本体にはステレオスピーカーも内蔵されています。普段はノートパソコン側のスピーカーを使うことが多いので出番は少ないですが、ゲーム機やレコーダーなどを接続した際には音を出せる点が便利です。
ただし音質はあまり良くなく、通話や動画視聴には少し物足りなさを感じます。あくまで“簡易スピーカー”として割り切って方が良いです。
まとめ
I-O DATAのモバイルモニター「EX-LDC161DBM」は、軽量でスタンド一体型という扱いやすさが魅力のモデルです。
USB Type-Cケーブル1本で映像と電源をまかなえる手軽さは、ノートパソコンとの相性が抜群。
外出先の作業やテレワーク用のサブモニターとしても非常に便利です。スピーカーの音質は控えめですが、表示の美しさや持ち運びやすさを重視する人にはおすすめの1台です。
