
ASUS モバイル液晶ディスプレイ「MB168B-J」を購入レビューします。
こちらは名前の通り、持ち運びができる15.6インチサイズの外付けモニターです。ノートパソコンと一緒に使うことで、出先でも手軽にデュアルディスプレイ環境を作ることができます。
外出先だけでなく 自宅でもメインモニターの下に横並びで設置し、サブモニターとして使うことも可能です。
資料を表示したり、チャットやメールを開いておくなど、作業効率を上げる使い方ができます。

液晶モニターの裏面です。背面は放射状のヘアライン模様がデザインされており、全体的にすっきりとした背面です。中央にはASUSのロゴが配置されています。
下部には、各国の認証マークや製品情報のシールがまとめて貼られています。

液晶モニターを右側から撮影した様子です。比較用に単三電池を並べてみました。本体の厚みはわずか約8ミリと非常にスリムで、重さも約800gと軽量です。

液晶モニターの枠(ベゼル)部分はやや太めのベゼルとなっています。
このモニターは縦に置くと自動で縦表示に切り替わり、さらに周囲の明るさに合わせて画面の明るさも自動調整されます。外出先でも見やすさを保ってくれる、便利な機能です。

液晶モニター本体の左側面には、操作ボタンが並んでいます。上から順「電源ボタン」、「明るさを調整するボタン」が配置されています。

その下には、USB 3.0 Micro-Bコネクター があります。付属のケーブルを使って、この端子とパソコン本体を接続します。
映像出力と電源供給の両方をUSBケーブル1本でまかなえるのが、このモニターの大きな特徴です。電源アダプターを持ち歩く必要がなく、出張や外出先でもすぐに使えます。
使用前には、専用ドライバーのインストールが必要です。ドライバーを導入することで、モニター内部のチップがグラフィック処理を一部担当し、パソコン側の負荷を軽減してくれます。
この仕組みにより、パソコンの性能にあまり左右されず、複数のモニターを同時に接続しても安定して動作します。

ドライバーをインストールしたあと、パソコンに接続して実際に表示した様子です。
解像度は 1,366×768ドットで、近くで見るとややドットが目立ちます。また、TNパネル特有の発色の淡さもあり、写真や映像を鮮やかに表示するには物足りなさを感じます。
とはいえ、USBケーブル1本で映像と電源の両方をまかなえる手軽さは大きな魅力です。軽量で持ち運びもしやすく、外出先や出張時にサッと接続して使える点は、このモニターならではの利便性だと感じました。

