
仕事で広角レンズが必要になったため、ソニーの広角ズームレンズ「Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS」を数日間レンタルしました。短期間の使用でしたが、その使用感をレビューします。
このレンズは、2014年に発売された、サイズ対応のEマウント広角ズームレンズです。ツァイスブランドの光学設計を採用し、焦点距離16〜35mmのズーム域で風景や建築、室内撮影などに向いています。
開放F4を全域で維持し、光学式手ブレ補正(OSS)も搭載。やや発売から年数は経っていますが、ツァイスT*コーティングによる高いコントラストとクリアな描写はいまも十分魅力的な一本です。
Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS 作例

16mmから35mmまで焦点距離ごとの描写の違いをテストしました。まずは16mmから。


24mmはコンパクトデジタルカメラの標準的な広角側として、よく採用されている焦点距離です。

28mmはフルサイズ ミラーレスカメラのレンズキットにおいて、標準的な広角側として採用されることが多い焦点距離です。

35mmは見た目に近い自然な写りになる焦点距離で、広すぎず狭すぎずスナップ撮影などに最適です。続いて動物園での撮影です。







まとめ
発売から時間が経っているソニー「Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS」ですが、ツァイスらしい発色とコントラストの高さを感じます。
紫陽花の色や青空など鮮やかに描き出しながらも、全体としては自然で透明感のあるトーンが得られます。一方で、周辺の解像不足や軽い色収差が若干見られます。
レンズ本体は金属鏡筒による高級感のある仕上げで造りはしっかりしていますが、その分やや重さを感じます。
F4通しのシンプルな構造と光学式手ブレ補正を備え、操作性は良好です。最新のレンズに比べれば、性能面では劣るものの、ツァイスらしい落ち着いた色再現と質感描写です。

