入江先プールの帰りに、少し足を伸ばして東扇島西公園(川崎市川崎区)を散歩してきました。公園の入口には駐車場のほか、バイク専用の駐車スペースも用意されています。
入口のそばには、売店もあります。トラックの形をしているところを見ると、移動販売車なのでしょうか。
午後3時前に到着しましたが、11月という冬の時期だけあって、すでに太陽は傾き始めており、西日が差し込んでいました。
公園は海沿いに細長く伸びており、どこまでも続く遊歩道が気持ちのいい景観を作り出しています。海風を感じながらの散歩や釣りを楽しむ人の姿も多く見られました。
階段には、のんびりと寝そべる猫の姿もありました。人に慣れているのか、こちらが近づいてもまったく逃げる様子はなく、気持ちよさそうに日向ぼっこをしていました。
こちらをじっと見つめている猫がいました。
公園内の猫たちは釣り人から魚を分けてもらっているのか、どの子もふっくらしている印象ですが、この猫だけは少し痩せていて気になってしまいました。
風力発電の大きな風車を背景に、釣りを楽しむ人。海風が少し強い日でゆっくりと風車が回ってました。
海沿いの釣りエリアには、間隔を開けながら釣り人が並んでいました。竿を構え海を眺めながらのんびりと過ごしています。
太陽光が海面に反射して、キラキラと輝いていました。対岸の工場地帯のシルエットと相まって、どこか映画のワンシーンのような雰囲気です。
静かに通り過ぎていく船の姿が、より一層その美しさを引き立てます。
公園の奥へと進んでいきます。海沿いの遊歩道はゆるやかに続いています。
公園の端までやってきました。イスに座って海を眺めている人や、ゆっくりと竿を片付ける釣り人の姿があります。
さらに奥へ進むと、公園は少し広く開けたエリアになっていました。釣りを楽しむ人に混じって、テントを張ってのんびり過ごす人の姿も見られます。
岸のほうまで近づくと、目の前を行き来する船がよく見えました。
西日がまぶしいのか、それとも僕のことを警戒しているのか──じっとこちらを見つめる猫。
少し険しい表情ですが、その凛とした姿がどこか誇らしげにも見えました。
釣り人たちと猫が光を浴びて輪郭が浮かび上がり、まるで一枚の絵のような情景です。人と猫と海がゆるやかに共存する、静かで穏やかな時間です。
園内には小高い丘があり、その上からは海の向こうに千葉県の山々を一望できます。澄み切った冬の午後の空気の中、遠くの景色までくっきりと見渡せて、とても気持ちのいい眺めでした。
反対側を向くと、先ほど歩いてきた遊歩道が見渡せます。対岸の製鉄所はすでに廃炉が決まっており、今後は脱炭素エネルギーの供給拠点などとして再利用される予定だそうです。

公園の奥へ進むほど、人の数が多く感じました。このあたりのは魚がよく釣れるのでしょうか。ベテランらしき人たちが集まっているようにも見えました。
公園の奥にも猫がいました。石の上で気持ちよさそうに寝そべっています。
撮影していると、猫がゆっくりと顔をこちらに向けました。眠そうな目を細めながらも、どこか穏やかな表情です。
この公園の猫たちは、人に慣れている子もいれば、少し気の荒い子もいますね。それぞれに性格があって、まるで小さな社会を作っているようです。
人との距離感をうまく取りながら、この場所でのんびりと暮らしているのが伝わってきました。
今回の散歩スポット
施設名 | 東扇島西公園 |
住所 | 神奈川県川崎市川崎区東扇島94-1 |
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