明治天皇も訪れた御幸公園の梅を見ながら散歩してきました

梅が見ごろの季節になってきました。梅の名所として知られる川崎市幸区の御幸公園へ散歩しに行ってきました。

入口の右手には、レンガ造りの土台に「御幸公園」と刻まれています。

 

入口正面には野球場が広がり、左手には赤いタコのすべり台の遊具が見えます。

 

公園の案内図。野球場・梅林・広場の3つに分かれています。

 

公園名物タコの滑り台。

 

公園の外周に沿って歩いていくと、突き当りにレンタル自転車の貸し出しスペースがあります。目の前の道路は国道1号線です。

 

球場では、草野球チームがプレイしてました。

 

公園の開いているスペースには、さまざまな種類の健康器具が設置されています。

 

さらに奥まで進むと、こちら側にもレンタル自転車の貸し出しスペースがありました。

 

レンタル自転車の貸し出しスペースのすぐそばには、多摩川大橋があります。

 

年季が入った多摩川大橋の橋名板。

 

橋からガス橋方面を見た様子。

 

武蔵小杉のタワーマンション群をはじめ、NECのビルや玉川清掃工場の煙突、キヤノンのビルなどが見渡せます。

 

同じ場所から公園を望むと、奥には建設中の東芝オフィスビルが見えます。

 

梅林エリアに進むと、ピンクや白の梅の花がきれいに咲いていました。少し早めに来たようで、まだ四分咲きといったところでしょうか。

ちなみに、2月24日までは「梅観賞期間」として、梅林内の保護柵の一部が開放されており、梅の花を間近で楽しむことができます。

 

奥に見える建物と白梅と紅梅のコントラストがとてもきれいです。

 

明治天皇臨幸御観梅跡の記念碑が立つ場所です。周囲には紅梅と白梅が彩りを添え、碑と花々のコントラストが印象的でした。

 

左右の紅梅と白梅に挟まれて見えるのは、川崎総合科学高校の校舎。国道1号を挟んで建っており、梅の花越しに見ると、白い校舎が青空によく映えます。

 

青い空を背景に、咲き始めた白梅の花と、これから開こうとしているつぼみが並びます。春の訪れを感じさせる柔らかな光の中で、枝先がきらきらと輝いて見えました。

 

園内の遊歩道には、散歩を楽しむ人たちの姿も見られました。穏やかな日差しの中、梅の香りを感じながら歩くと、心までほぐれていくようです。

 

青空に映える濃いピンクの花びらがとても鮮やかです。まだつぼみも多く、これから満開を迎える頃には、さらに華やかな景色になりそうです。

 

場所によっては、まだ二分咲きほどの木もあり、開花の進み具合に差があります。それでも日当たりの良い場所では花がしっかり咲いていて、歩きながら“春のリズム”を感じられました。

 

園内をゆっくり歩くと、先ほどの記念碑が梅の木々に囲まれて見えてきます。白梅・紅梅が交互に咲き、陽の光を受けて輝く様子はまるで春の絵画のようです。

 

白梅の花びらが陽の光を受けて透けるように輝いています。淡い色合いとふんわりした雰囲気が、春の訪れをやさしく感じさせてくれます。

 

木々の間を歩くと、ふわりと梅の香りが漂い、心がゆるむような穏やかな気持ちになります。

 

園内では「観梅会」ののぼりが立ち、カメラを構える人の姿も見られました。

紅白の梅が咲き誇る中、皆さんゆっくりと写真を撮ったり、ベンチで一息ついたりと、思い思いに梅の花を楽しんでいました。

 

園内には、枝がしなやかに垂れたしだれ梅も植えられています。淡いピンク色の花が風に揺れ、青空とのコントラストがとても華やかでした。

まだ見頃には少し早い時期だったこともあり、梅の木の間がところどころスカスカしていて、少し寂しい印象を受けました。

老木や樹勢の弱った木の入れ替えが進められており、今は若い梅の木が多い段階のようです。

そのため、枝ぶりもまだ小さく、全体的に控えめな咲き方ですが、数十年後には見事な梅林として楽しめるようになるかもしれません。

詳しくは川崎市の「御幸公園梅香事業推進計画」をご覧ください。

御幸公園梅香事業推進計画を策定しました

 

今回の散歩スポット

施設名 御幸公園
住所 神奈川県川崎市幸区東古市場1

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