
紅葉を見に、川崎市多摩区の生田緑地へ散歩してきました。
生田緑地の中を歩きながら紅葉を見て、そのあと川崎市立日本民家園にも入ってみます。

まずは東口ビジターセンターへ。
生田緑地の案内やイベント情報などを見ることができます。

中には近くにある藤子・F・不二雄ミュージアム関連の展示もありました。
ドラえもんやのび太たちのフィギュアが並んでいます。
紅葉した生田緑地を歩く

園内を歩いていきます。
まだ緑色の葉もかなり残っていますが、赤やオレンジ色に変わった木も増えてきました。

日当たりのいい場所ではモミジがかなり赤くなっています。
同じ園内でも、場所によって紅葉の進み具合に差があります。

中央広場にはD51形蒸気機関車の408号機が保存されています。
黒い車体の後ろに紅葉した木々が見え、秋らしい景色になっていました。

生田緑地で好きな場所の一つが、このメタセコイア林。
まっすぐ伸びた大きな木が何本も並んでいます。

真上を見上げると、葉がオレンジ色から茶色に変わっていました。
背が高いので、下から見上げると頭上全体をメタセコイアの葉が覆っています。

池のそばまで来ました。
この辺りは緑色の木と赤くなったモミジが混ざっています。

池の周囲にもモミジがあります。
水面に落ち葉が浮かび、奥の木々も少しずつ色づいていました。

別の場所から見るメタセコイア。
11月下旬なので、かなり秋色になっています。

地面にはイチョウの葉がびっしり。
木を見るだけでなく、足元もすっかり秋です。
川崎市立日本民家園へ

続いて、生田緑地内にある「川崎市立日本民家園」へ入ります。
東日本を中心とした古民家や水車小屋などが移築保存されている野外博物館です。
古い建物と紅葉を一緒に見られるので、この時期に一度歩いてみたかった場所です。

本館には売店もあります。竹細工などの民芸品や小物が並んでいました。
本館展示室で古民家について見る

まず本館の展示室へ。日本の民家の造りや、地域による違いなどが紹介されています。

古民家と、その周囲の屋敷構えを再現した模型もあります。
建物だけを見るより、当時どのように家や庭が配置されていたのか分かりやすいです。
古民家が並ぶ園内を歩く

本館から外へ出て、古民家が並ぶ園内へ。
日本民家園は斜面に沿って建物が配置されているので、園路には坂もかなりあります。

古い瓦屋根のそばにはススキ。
建物だけでなく、周囲の植物まで含めて昔の集落のような景色になっています。

茅葺き屋根の建物もあります。
現在の住宅ではほとんど見ることがなくなった造りなので、近くで見ると屋根の厚さに驚きます。

こちらは黒い板張りの大きな建物。
同じ古民家でも、地域や用途によって外観がかなり違います。

「宿場」と書かれた柱の先にも建物が続きます。
一軒だけを見るのではなく、古い町並みの中を歩く感覚で見学できます。

立派な門の奥には庭があります。
こういうところまで含めて移築・復原されているのが面白いですね。
古民家の中にも入ってみる

建物の中へ。畳の部屋が奥まで続いています。
外から見るだけでなく、内部まで見学できる建物があるのも日本民家園の面白いところです。

建物の横には小さな庭。
大きな石が配置され、周囲の木々も少し色づいています。

室内には機織り機が並んでいました。
建物だけでなく、昔の暮らしで使われていた道具も残されています。

こちらは畳敷きの部屋。
照明が少なく、外から入る光が室内を照らしています。

長い廊下。磨かれた木の床に外の光が映っています。

次の建物へ。こちらも大きな茅葺き屋根です。

中へ入ると、広い土間があります。
柱や梁も太く、現在の住宅とはまったく違う造りです。

囲炉裏のある部屋。
鍋を吊るす自在鉤や調理道具があり、当時の生活の様子が分かるようになっています。

こちらの建物には「油」と書かれた看板があります。
農家だけでなく、商いをしていた家なども保存されています。

土間には昔のかまど。電気もガスもなかった時代の台所です。

大小のかまどが並んでいます。
大きな釜を使って、一度にかなりの量を炊いたのでしょうね。

別の部屋には大きな提灯や甲冑も展示されていました。
建物ごとに中の展示も違うので、順番に見ていくとかなり時間がかかります。

外へ出て次の建物へ。
瓦屋根、板張り、茅葺きと、少し歩くだけで建物の造りが次々変わります。

こちらも中央に囲炉裏があります。
昔の家では、暖房や調理だけでなく生活の中心だったことが分かります。

高い場所から振り返ると、瓦屋根や茅葺き屋根が並んでいます。
普通の住宅街ではまず見られない景色です。
水車小屋や合掌造りの建物へ

水車小屋の内部。大きな木製の歯車があります。
外の水車の回転を利用して、内部の機械を動かす仕組みです。

外から見ると、かなり大きな水車です。水車小屋そのものも茅葺き屋根になっています。

大きな合掌造りの建物が現れました。急角度の茅葺き屋根がかなり目立ちます。
川崎市内にいることを忘れそうな景色です。

建物の前には井戸もあります。こうした生活設備も一緒に残されています。

別の角度から見る合掌造り。
周囲の木々も赤く色づき、茅葺き屋根と紅葉の組み合わせがよく合います。

園路を進みながら、さらに奥の古民家を見ていきます。

こちらは広い土間。大きな甕や流し場などが残っています。

建物の外には「越中五箇山の雪囲い」。茅などを使って外壁を覆っています。
雪の多い地域ならではの冬支度です。

横から見ると、雪囲いと合掌造りの家が並んでいます。
建物だけでなく、地域ごとの暮らし方まで再現されているのが面白いです。

中には囲炉裏。天井が高く、太い梁が何本も使われています。

正面から見ると、屋根の急角度がよく分かります。
かなり大きな建物です。

こちらにも昔のかまど。上には蒸し器のような木製の道具が置かれていました。

広い板の間と囲炉裏。
機織り機も置かれていて、昔の家の中でどのように仕事をしていたのかも見ることができます。
古い生活道具を見ながら園内の奥へ

さらに大きな茅葺き屋根の建物が続きます。
同じ「古民家」でも形は一軒ずつかなり違います。

床にはわらが敷かれ、中央に囲炉裏があります。
畳の部屋とはまた違った生活空間です。

部屋の隅には、かごや農作業に使われた道具が並んでいます。
現在では使い方がすぐには分からないものも多く、道具を見るだけでも面白いです。

外へ出ると真っ赤なモミジ。
古民家と紅葉を一緒に見るなら、11月はかなりいい時期ですね。

こちらでは建物の補修作業が行われていました。
古い建物を残していくには、こうして定期的に手を入れていく必要があります。

室内にはしめ縄や紙垂が飾られていました。
昔の年中行事や暮らしの様子も展示されています。

昔の農具や生活道具がずらり。
現在の道具と形がまったく違うものもあります。

囲炉裏の上には、かごや鍋などを吊るしておくための仕組みもあります。
限られた室内をうまく使っていたことが分かります。

こちらは物置のような空間。わらや農具が収められていました。

園路を上って振り返ると、大きな茅葺き屋根を上から見ることができました。
歩いてきた建物が木々の間に見えています。
夕方になった生田緑地の紅葉

日本民家園をかなりじっくり見ていたので、外へ出るころにはだいぶ暗くなってきました。
紅葉した木々も日中とは違って少し落ち着いた色に見えます。

最後に真っ赤になったモミジを一枚。
今回は紅葉を見るつもりで生田緑地へ来ましたが、日本民家園を歩き始めたら予想以上に見どころが多く、かなり時間を使ってしまいました。
茅葺き屋根の古民家を見るだけでなく、中へ入って囲炉裏やかまど、機織り機、農具などを見ることができるので、建物ごとの違いを見ているだけでも楽しめます。
そして11月下旬は、古民家の周囲のモミジやメタセコイアも色づく季節。
古い建物と紅葉を同時に楽しめるのが、この時期の生田緑地と日本民家園のいいところですね。
気が付けば夕方になってしまい、最後はかなり暗くなっていました。
次に紅葉を見に来るときは、もう少し早い時間から歩いたほうがよさそうです。
以上、生田緑地と日本民家園の紅葉散歩でした。
今回の散歩スポット
| 施設名 | 生田緑地 |
| 住所 | 神奈川県川崎市多摩区枡形7丁目1-4 |
| 撮影日 | 2022年11月22日 |
| 主な見どころ | 紅葉、メタセコイア林、川崎市立日本民家園 |
| Webサイト | 生田緑地公式サイト |
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