
川崎市多摩区にある生田緑地を散歩してきました。
今回は生田緑地の中にある川崎市立日本民家園から歩いてみます。
園内には東日本を中心とした古民家が移築されていて、現在の川崎市内とは思えない景色が広がっています。
川崎市立日本民家園を歩く

こちらは水車小屋。
茅葺き屋根の建物の横に、大きな木製の水車が付いています。

近くから見ると、水車の大きさがよく分かります。
木だけで組まれた大きな車輪は、普段なかなか見る機会がありません。

園路の途中には石仏などの石造物も展示されています。案内板には「岡信孝氏 石造物コレクション」と書かれていました。
古民家だけでなく、昔の暮らしや地域で使われてきたものも見ることができます。

古民家の中では囲炉裏に火が入っていました。
畳や板の間ではなく、太い柱や梁、囲炉裏など昔の家の造りをそのまま見ることができます。

建物の前には井戸も残されています。奥には大きな茅葺き屋根の古民家。
一軒だけ展示されているのではなく、園内に何棟も並んでいます。

こちらは屋根の傾斜がかなり急な合掌造りの建物。
正面から見ると三角形の大きな茅葺き屋根が目立ちます。

建物の前にある井戸。
昔の家では水道がなかったので、こうした井戸が生活に欠かせなかったのでしょうね。

さらに大きな茅葺き屋根の古民家。近くから見ると、屋根の厚さがかなりあります。

建物の中へ。囲炉裏の上には鍋を吊るすための自在鉤がありました。
窓が少ないため、外から見る以上に室内は暗く感じます。

横から見ると、茅葺き屋根が建物を大きく覆っているのが分かります。
現在の住宅とはまったく違う形です。

こちらも大きな合掌造り。
周囲を木々に囲まれているので、本当に山間の集落を歩いているような景色です。

古民家の中には、昔使われていた機織りの道具も展示されていました。
建物だけでなく、その中でどのような暮らしが行われていたのかも見ることができます。
沖永良部の高倉を見る

少し変わった形の茅葺き建物がありました。
高い柱の上に倉庫部分を設ける「高倉」です。

案内板を見ると「沖永良部の高倉」とあります。鹿児島県大島郡和泊町にあった建物を移築したものです。
湿気やネズミから穀物を守るため、地面から高い位置に倉を造る構造になっています。

古民家の軒下。近くで見ると茅葺き屋根の厚さや、柱や梁の組み方までよく分かります。

日本民家園の中は平坦ではなく、斜面に沿って園路が続いています。
古民家を順番に見て歩くだけでも、なかなかいい運動になります。

茅葺きだけでなく、瓦屋根の建物もあります。
地域によって家の造りがかなり違うので、見比べながら歩くのも面白いです。
日本民家園を出て生田緑地の中へ

木製のデッキを歩いていると、小さなヘビがいました。日当たりのいい場所でじっとしています。
こういうものに出会うのも緑地を歩いているときの楽しみです。

林の中には木製のデッキとベンチがありました。少し開けていて、周囲の緑を眺めながら休憩できます。

高い場所から見ると、周囲はほとんど木ばかり。川崎市内とは思えないくらい緑が広がっています。
5月下旬なので、木々の葉もかなり濃くなっていました。
メタセコイア林と奥の池へ

園内を歩いていくと、背の高い木がまっすぐ並ぶ場所へ出ました。
生田緑地のメタセコイア林です。
秋の紅葉も有名ですが、5月は明るい緑色の葉で覆われています。

メタセコイア林のそばには「奥の池」があります。
池の周囲まで木々が迫り、水面にも緑が映っています。

真上を見上げると、かなりの高さ。
細い幹がまっすぐ空へ伸びています。

メタセコイアの間を通る園路。
日差しはありますが、大きな木が多いので林の中はかなり日陰になっています。
2014年のこの日は、新緑の時期らしい景色を見ることができました。

最後は開けた広場まで戻ってきました。
今回改めて歩いてみると、生田緑地は単に緑の中を歩くだけではなく、日本民家園の古民家を見たり、林の中を歩いたり、池やメタセコイア林を見たりと、場所によってかなり景色が変わります。
特に日本民家園は、古民家を何棟か見る程度かと思っていましたが、水車小屋や合掌造り、高倉など建物の種類も多く、思っていた以上に見応えがありました。
5月下旬の生田緑地は木々の緑も濃く、散歩するにはちょうどいい季節でした。
以上、生田緑地と日本民家園の散歩でした。
今回の散歩スポット
| 施設名 | 生田緑地 |
| 住所 | 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-4 |
| 撮影日 | 2014年5月24日 |
| 主な見どころ | 川崎市立日本民家園、メタセコイア林、奥の池 |
| Webサイト | 生田緑地公式サイト |
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