
東京都文京区にある小石川後楽園へ花菖蒲を見に散歩してきました。
園内の花菖蒲田では、紫や白など色とりどりのハナショウブが見頃を迎えています。
ハナショウブを中心に、蓮池や大泉水など初夏の園内を歩いていきます。

園内へ入ると、蓮池の向こうに東京ドームが見えました。
庭園の緑の上から白い屋根が大きく顔を出していて、小石川後楽園ならではの景色です。

蓮池にはハスの大きな葉が広がっています。
まだ花の時期には少し早いようですが、水面から長い茎を伸ばした葉がかなり増えていました。
7月には、この蓮池へハスの花を見にまた来たいところです。

茅葺き屋根の「丸屋(まろや)」。木々に囲まれた小さな休憩所で、赤い腰掛けが置かれています。
日差しも強かったので、ここでひと休みする人の姿もありました。

稲田の近くをカモが歩いていました。かなり近くまで来てくれたので一枚。
奥には植えられたばかりの稲が見えます。
小石川後楽園の稲田は、徳川光圀が農民の苦労や農業の大切さを伝えるために造らせたものだそうです。
花菖蒲田のハナショウブ

花菖蒲田までやってきました。紫、白、薄紫など、たくさんのハナショウブが一面に咲いています。
思っていた以上に花の数が多く、ちょうど見頃の時期に来られたようです。

紫と白がくっきり分かれたハナショウブを近くから。花びらの中央に黄色い筋が入っているのもよく分かります。
ハナショウブは、野生のノハナショウブをもとに品種改良されてきた植物だそうです。

こちらは真っ白なハナショウブ。中央の黄色い部分が白い花びらによく映えています。
背景には紫色の花も入り、白い花がさらに目立って見えました。

紫と白のハナショウブ越しに、先ほどの丸屋が見えます。花だけを撮るのとはまた違い、庭園の建物を背景にすると小石川後楽園らしい一枚になります。

濃い紫色のハナショウブ。周囲には白や薄紫色の花も咲いていて、同じハナショウブでもかなり色に違いがあります。

白いハナショウブをもう一枚。花びらが大きく垂れ下がり、中央から入る黄色い筋がよく見えます。

こちらは白地に紫色の縁取りが入ったハナショウブ。
奥までたくさんの花が続いていて、花菖蒲田全体が紫や白で埋まっています。
こうして見比べると、一口にハナショウブといっても花の模様はかなりさまざまです。
花菖蒲田を離れて園内を散歩

園路の脇には、苔に覆われた大きな岩がありました。表面に細かな凹凸があり、緑の苔が岩の形に沿って広がっています。
花ばかり見ていましたが、こうした石や苔も日本庭園らしい景色です。

小石川後楽園の中心にある大泉水まで来ました。池の中や岸辺には大きな石が組まれ、その向こうには橋も見えます。
大泉水は琵琶湖を表した景色として造られ、池には蓬莱島や竹生島が配されているそうです。

少し場所を変えて、大泉水をもう一枚。大きな池を囲むように木々や園路が続き、歩く場所によって景色が次々に変わります。
小石川後楽園は、池の周囲を歩きながら景色を楽しむ池泉回遊式庭園になっています。

青く色づき始めたガクアジサイも咲いていました。中央には小さな花が集まり、その周囲を白から淡い青色の装飾花が囲んでいます。
ハナショウブだけでなく、紫陽花も楽しめる季節になっています。

ピンク色のツツジにはクロアゲハがやってきていました。黒い翅の後ろ側にある赤橙色の模様がよく見えます。
ちょうど花の蜜を吸っているところを近くから撮影。
花菖蒲を目的に来た散歩でしたが、蓮池や稲田、大泉水、ガクアジサイなど、小石川後楽園の初夏の景色をいろいろ見ることができました。
色や模様の違うハナショウブをこれだけまとめて見られたのが、今回一番印象に残りました。
今回の散歩スポット
| 施設名 | 小石川後楽園 |
| 住所 | 東京都文京区後楽1-6-6 |
| Webサイト | https://www.tokyo-park.or.jp/park/koishikawakorakuen/ |
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