東京都港区の旧芝離宮恩賜庭園から東京駅を経由して、日本橋周辺まで散歩してきました。
旧芝離宮では冬の日本庭園や季節の花を撮影し、日本橋では三井記念美術館の展覧会や、にんべんの「日本橋だし場」などに立ち寄りました。
まずはJR浜松町駅の近くにある旧芝離宮恩賜庭園から歩いていきます。
旧芝離宮恩賜庭園を散歩

旧芝離宮恩賜庭園にやってきました。写真中央には大きな藤棚があり、冬なので葉が落ちて枝だけになっています。
藤棚の向こうには高層ビルが並んでいて、都心の日本庭園らしい景色です。
春になると、この藤棚には紫色のフジの花が咲くそうです。

大きな木の根元には、何種類かの植物が植えられていました。
それぞれに名前の書かれた小さな案内札が立っています。
冬でも緑の葉を付けている植物があり、よく見ると赤い実も見つかりました。

園内の松には雪吊りが施されていました。高い支柱の先端から縄を放射状に張り、松の枝を支えています。
雪の重みで枝が折れるのを防ぐためのものですが、東京では冬の庭園を彩る役割もあるそうです。
後ろにそびえる高層ビルと雪吊りの組み合わせが面白いですね。

池のほとりには、瓦屋根の四阿(あずまや)がありました。
中にはベンチが設けられていて、庭園を眺めながら休憩できます。
背後にはビルや鉄道の高架も見えますが、庭園の中はのんびりした雰囲気です。

池に架かる小さな石橋を撮影。石橋の周囲には岩が組まれ、松や低木が植えられています。
旧芝離宮恩賜庭園は江戸時代に造られた大名庭園で、こうした石組みも見どころの一つだそうです。

白いニホンズイセンが咲いていました。白い花びらの中央に、黄色い筒状の副花冠が付いています。
花がいくつもまとまって咲いていて、まだ寒い1月ですが、少し春が近づいてきたような感じがします。

こちらはジュウガツザクラ(十月桜)です。淡いピンク色の花びらが何枚も重なり、小さな桜の花が咲いていました。
ジュウガツザクラは秋から冬にかけても花を咲かせる桜で、旧芝離宮恩賜庭園でも冬に見られるそうです。
1月に桜を撮影できるのは、ちょっと得した気分ですね。

こちらは咲き始めた梅の花です。淡いピンク色の花が一輪開いていて、周りには丸いつぼみがたくさん付いています。
まだこれからという感じですが、つぼみもかなり膨らんでいました。
東京駅八重洲口から日本橋方面へ

旧芝離宮恩賜庭園を出て、東京駅の八重洲口までやってきました。こちらは八重洲口にあるグランルーフです。
大きな屋根を斜めの柱が支える構造で、開放感のある歩行者デッキになっています。
向こう側には八重洲のビル街が広がっています。

グランルーフから下のバス乗り場を撮影。大型バスが何台も停車していて、周囲には乗車を待つ人の姿も見えます。
東京駅の八重洲口は、鉄道だけでなくバスの利用者も多い場所ですね。

日本橋方面を歩いていると、中央区立城東小学校がありました。入口には「JOTO」の文字と「サイエンススクール」の看板が見えます。
校舎の外観もなかなか年季が入っていますね。
入口の両側には花のプランターがたくさん並んでいました。
三井記念美術館で「日本の伝統芸能展」を見学

日本橋室町にある三井記念美術館にやってきました。入口には赤紫色の大きなひさしがあり、両側には花が飾られています。
三井記念美術館は、歴史ある三井本館の7階にある美術館です。

建物の中に入ると、吹き抜けの広い空間がありました。背の高い竹が植えられていて、周囲には展示案内のパネルなどが並んでいます。
外の街並みとは少し違った雰囲気です。

今回は「国立劇場開場50周年記念 日本の伝統芸能展」を見てきました。
雅楽や能楽、歌舞伎、文楽などに関係する衣装や仮面、美術品などを紹介する特別展です。
2016年11月26日から2017年1月28日まで開催されていました。
写真は美術館へ続く階段で、段差の部分が光る面白い造りになっています。

日本橋高島屋の近くでは、大きな建物の建設工事が行われていました。こちらは日本橋高島屋の新館として建設中の建物です。
建物全体が工事用のシートに覆われ、大型クレーンも設置されています。
日本橋の街も、こうして少しずつ変わっていくんですね。
にんべんの「日本橋だし場」でだしを飲む

続いてコレド室町1にある、にんべんの「日本橋だし場」に立ち寄りました。
にんべんといえば、江戸時代から続く鰹節の老舗です。
こちらでは、鰹節から取っただしをその場で飲むことができます。
店内にはだしを飲んでいるお客さんがたくさんいました。

店頭に置かれていたメニューを撮影。数量限定の「彩りだし御膳」は880円、季節限定のおでんは360円と書かれていました。
おでんの写真もおいしそうですが、今回はだしを飲んでみます。

こちらも日本橋だし場のメニューです。かつお節だしのほか、だしを使った玉子焼きや、トマト仕立て、クリーム仕立て、みそ仕立ての汁物などもありました。
だしを使った料理にも、いろいろな種類があるんですね。

注文しただしがこちらです。「日本橋だし場」と書かれた紙コップに、温かいだしが入っています。
普段は料理に使うだしを、こうして飲み物としていただくのは面白いですね。

カップの中を上から撮影してみました。透き通った黄金色のだしで、見た目はお茶のようにも見えます。
鰹節のだしをそのまま味わえるので、料理に使うときとはまた違った楽しみ方ができます。

テーブルには、塩などの調味料も用意されていました。好みに合わせて加えることで、だしの味を調整できます。
まずはそのまま飲んで、途中から少し味を変えてみるのもよさそうです。

こちらは日本橋で見かけた鍋作りの展示です。丸い金属板から、少しずつ鍋の形に加工されていく工程が紹介されていました。
表面に細かい凹凸が付けられているのは、雪平鍋の特徴ですね。

こちらは完成した雪平鍋です。木製の長い取っ手と、丸いつまみの付いた蓋が特徴的です。
鍋の内側や蓋には、金槌で打ったような細かい模様が付いていました。
日本橋の福徳神社と貨幣博物館へ

コレド室町の周辺を歩いていると、ビルの間に提灯が並ぶ通りがありました。
奥には神社の建物も見えています。
近代的なビルの間に、こうした和風の通りがあるのは面白いです。

こちらは日本橋室町にある福徳神社です。ビルの間に大きな朱色の鳥居が建っています。
福徳神社は古くから日本橋にある神社で、江戸時代には徳川家康も参拝したと伝えられているそうです。

鳥居をくぐって福徳神社の社殿へ。木造の立派な社殿で、正面には紫色の幕が掛けられています。
この日も参拝に訪れている人が何人かいました。
周囲をビルに囲まれていますが、境内はきれいに整備されています。

社殿の背後では、大きな建物の建設工事が行われていました。
鉄骨や足場が組まれ、建物全体が工事用のシートに覆われています。
神社の屋根と建設中のビルが並ぶ、なかなか珍しい光景です。

最後に、日本銀行金融研究所の貨幣博物館にやってきました。
日本のお金の歴史や、昔使われていた貨幣などを展示している博物館です。
入館無料ということで見学してみたかったのですが、残念ながら到着したときには開館時間が過ぎてしまっていました。
もう少し早く来ればよかったです。
今回は旧芝離宮恩賜庭園から東京駅、日本橋まで、庭園や美術館、神社などを巡る散歩になりました。
冬の花を撮影できたほか、にんべんのだしを飲んだり、鍋作りの展示を見たりと、いろいろ楽しめました。
貨幣博物館だけは見学できなかったので、また機会があれば訪れてみたいと思います。
今回の散歩スポット
| 施設名 | コレド室町 |
| 住所 | 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町2丁目2−1 |
| Webサイト | https://mitsui-shopping-park.com/urban/muromachi/ |
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