
東京都国分寺市にある殿ヶ谷戸庭園で、梅を見ながら散歩してきました。園内では白梅や紅梅が咲き、フクジュソウやスイセンなど早春の花も見られます。
殿ヶ谷戸庭園は国分寺崖線の高低差を生かした庭園で、崖下には湧水を利用した次郎弁天池があります。
まずは入口から園内へ。

入口近くには、紅白の梅やスイセンなどを使った春らしい植え込みがありました。
小さな庭のように作られていて、足元には苔も広がっています。

園内の建物を見ると、屋根の縁がびっしりと苔に覆われていました。
竹の部材と鮮やかな緑色の苔が目に入ったので、少し近づいて撮影。
梅やフクジュソウを見ながら散歩

淡いピンク色の梅がきれいに咲いていました。
枝には丸いつぼみも残っていて、開いた花と一緒に見ることができます。

こちらは白梅。枝に沿って白い花が連なり、黄色い雄しべまでよく見えます。
少し角度を変えて近くから撮ってみました。

冬枯れしたススキの穂も残っていました。
梅が咲き始める一方で、園内にはまだ冬らしい景色もあります。

苔の中から黄色いフクジュソウが顔を出していました。
地面すれすれのところで鮮やかな黄色い花を咲かせています。
フクジュソウは早春に咲く花で、「福寿草」という縁起のよい名前でも知られているそうです。
次郎弁天池と湧水の周辺へ

木々に囲まれた石段を歩いていきます。
殿ヶ谷戸庭園は園内にかなり高低差があり、平坦な庭園とはまた違った散歩になります。

崖下には湧水の流れがあり、大きな飛び石が並んでいました。
周囲には岩やシダなどもあり、先ほどまでの梅が咲く場所とは雰囲気が一変します。

斜面からは小さな滝が流れ落ちています。
岩を何段も伝って水が落ちるように作られた滝石組で、その横には石段が続いていました。
この辺りの水は国分寺崖線から湧き出す水を利用しているそうです。

園路のそばには大きな石灯籠。四角い火袋と丸みのある笠が目を引きます。
庭園を歩いていると、植物だけでなくこうした石造物もあちこちで見つかります。

竹筒から石の水鉢へ水が流れていました。石の表面には苔が広がり、絶えず水が落ちています。
次郎弁天池の水源となる湧水は、昔「次郎弁天の清水」と呼ばれた名水だったそうです。
紅白の梅を見ながら園内を歩く

再び梅の咲く場所へ。白梅を中心に、奥には紅梅も見えています。
紅白の梅が並ぶと、梅林全体がかなり華やかです。

白とピンク色の梅が重なるように咲いていました。
同じ画面の中に二つの色が入り、かなり春らしい一枚になりました。

こちらは濃い赤紫色の紅梅。白梅とはかなり色が違い、遠くからでもよく目立ちます。
花が密集している枝を近くから撮影。

枝には淡いピンク色のボケのつぼみも付いていました。小さな葉も出始め、これから花が開きそうです。

黄色いスイセンも咲いていました。花びらも中央の副花冠も黄色で、周囲の緑の中ではかなり鮮やかです。
梅だけを見ていると見逃しそうですが、足元にも春の花が増えてきています。

最後は紅梅と白梅が並ぶ園内の様子。殿ヶ谷戸庭園では梅だけでなく、フクジュソウやスイセンなど早春の花に加え、国分寺崖線から湧き出す水や滝石組も見ることができました。
明るい梅林から木々に囲まれた湧水の場所へと、歩くにつれて景色が大きく変わるのも面白い庭園です。
今回の散歩スポット
| 施設名 | 殿ヶ谷戸庭園 |
| 住所 | 東京都国分寺市南町2-16 |
| Webサイト | https://www.tokyo-park.or.jp/park/tonogayato/ |
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