
東京都台東区の上野公園にある国立科学博物館へ行ってきました。今回のお目当ては、特別展「大恐竜展-ゴビ砂漠の驚異」です。
モンゴルのゴビ砂漠で発掘された恐竜の化石を中心に、大型恐竜の全身骨格などが展示されています。
まずは国立科学博物館の日本館を撮影。茶色いレンガと白い石材を組み合わせた、重厚な建物です。

こちらが「大恐竜展-ゴビ砂漠の驚異」の入場券です。大きな肉食恐竜の骨格がデザインされています。一般・大学生の入場料は1,500円でした。
開催期間は2013年10月26日から2014年2月23日までで、ちょうど会期の終わり頃に見に来ました。
大恐竜展でゴビ砂漠の恐竜化石を見学

会場に入ると、さっそく恐竜の化石が展示されていました。こちらは「プシッタコサウルス」の骨格化石です。
頭骨には大きな眼窩があり、口先はオウムのくちばしのような形になっています。骨がまとまった状態で残っていて、体のつくりがよく分かります。
プシッタコサウルスは白亜紀前期に生息していた、角竜類の初期の仲間だそうです。

こちらは地層の中に埋まった状態で残された、小型恐竜の骨格化石です。手足の長い指や鋭い爪が、周囲の土と一緒に保存されています。
組み立てた骨格標本とは違い、発掘されたときの姿がよく分かる展示です。こんなに細い骨まで残っているんですね。

展示室の様子です。会場内はかなりの混雑で、どの展示にも大勢の人が集まっていました。
壁には恐竜の骨格が展示され、上部には当時の風景を描いた大きなイラストも飾られています。写真を撮りながら、少しずつ進んでいきます。

こちらも恐竜の骨格化石です。大きな頭骨から背骨、肋骨、長い尾にかけて、骨がつながった状態で展示されています。
完全な形ではありませんが、体全体の構造を読み取ることができます。展示ケースのガラスに骨格が映り込んでいて、少し不思議な写真になりました。

こちらはイグアノドン類の骨格化石です。黒い恐竜のシルエットの上に、実際に残っている骨が取り付けられています。
頭骨や肋骨、手足の骨がそれぞれどの位置にあるのか、よく分かる展示方法です。こうして見ると、化石が残っている部分と、失われた部分の違いがはっきりします。

こちらは長い首と尾を持つ、ダチョウ型恐竜の全身骨格です。細長い首の先には小さな頭があり、後ろ脚は大きく発達しています。
前脚には長い指と爪もありました。ダチョウ型恐竜は、現在のダチョウのように二本の後ろ脚で走る体つきをしていたそうです。
隣にも別の恐竜の骨格が展示されています。

こちらはハドロサウルス類の頭骨と背骨の化石です。頭骨は前後に長く、口先が幅広い形になっています。
ハドロサウルス類は植物を食べる恐竜で、カモのくちばしに似た口先を持つことから「カモノハシ竜」とも呼ばれるそうです。
頭骨の形が、先ほどの小型恐竜とはずいぶん違いますね。

こちらは「プロトケラトプス」の全身骨格です。頭の後ろに大きな襟飾りのような骨があり、口先はくちばし状になっています。ずんぐりした胴体に比較的短い脚が付き、四足歩行をしていた恐竜です。
トリケラトプスと同じ角竜類の仲間ですが、頭に大きな角はありません。頭骨の割合が大きく見えます。

こちらは鎧竜の仲間の骨格化石です。頭骨には大きな凹凸があり、胴体の周囲にも装甲のような骨が残っています。
鎧竜は体を硬い骨質の板で守っていた植物食恐竜の仲間です。低く構えたような体形で、頭の形も独特ですね。
巨大なオピストコエリカウディアとサウロロフス

ここからは一気に展示物が大きくなります。こちらは大型植物食恐竜「オピストコエリカウディア」の骨格です。
写真に写っているのは胴体から長い尾にかけての部分で、太い脚の骨や巨大な肋骨が並んでいます。
オピストコエリカウディアは竜脚類の一種で、モンゴルのゴビ砂漠で発見された恐竜だそうです。周囲の人と比べると、その大きさがよく分かります。

こちらは大型植物食恐竜「サウロロフス」の頭骨です。カモのくちばしのように長い口先を持ち、頭の後ろには細長い突起が伸びています。
口を開けた状態で展示されているため、上下のあごの形もよく分かります。近くで見ると、頭骨だけでも相当な大きさです。

こちらは肉食恐竜の「タルボサウルス」と、植物食恐竜の「サウロロフス」が並んだ展示です。
左側のタルボサウルスは大きな口を開け、右側のサウロロフスは頭をこちらに向けています。どちらも非常に大きく、頭骨だけでも迫力があります。
大型恐竜同士が向かい合っているような展示になっていました。

少し離れたところから、2体の全身骨格を撮影しました。左側がタルボサウルス、右側がサウロロフスです。
どちらも全長10m以上になる大型恐竜で、会場いっぱいに骨格が展示されています。
タルボサウルスの短い前脚と、サウロロフスの大きな胴体の違いも分かります。人の大きさと比較すると、本当に大きいですね。

サウロロフスの頭骨を下から見上げて撮影しました。長い口先や大きな眼窩、細かな骨のつながりが見えています。
サウロロフスという名前には「隆起のあるトカゲ」という意味があり、頭の後ろに伸びた突起が特徴だそうです。かなり近くから撮影できました。

こちらはタルボサウルスを正面から撮影。大きく開いた口の中には、鋭い歯がびっしりと並んでいます。
頑丈そうな頭骨と太い首の骨も目立ちます。こうして正面から見ると、かなり怖い顔ですね。

今度は少し横からタルボサウルスを撮影しました。頭骨の大きな穴や、長く湾曲した鋭い歯がよく見えます。
タルボサウルスは北アメリカのティラノサウルスに近い仲間で、アジアを代表する大型肉食恐竜だそうです。
頭だけでも1mを超えるものがいたとのことで、近くで見ると迫力が違います。

こちらは大型恐竜の長い尾を中心に撮影しました。背骨が何十個もつながり、先端に向かって少しずつ細くなっています。
手前には別の恐竜の骨格も見えていて、巨大な骨格標本がいくつも並んでいました。尾だけでもかなりの長さがあります。
カメの化石や恐竜の卵、子どもの骨格

恐竜以外の化石もありました。こちらは古代のカメ「モンゴレミス」の化石です。
大きな甲羅と、その手前に小さな頭骨が並んで展示されています。甲羅の表面には細かなひび割れのような模様が残っていました。
恐竜が生きていた時代には、こうしたカメの仲間も暮らしていたそうです。

こちらはオヴィラプトル類の恐竜が卵を抱くような姿勢で残された化石です。左右には長い腕の骨や鋭い爪が広がり、中央には体の骨が埋まっています。
鳥のように卵を温めていたと考えられている恐竜の仲間です。このような姿勢が化石として残っているのは面白いですね。

こちらは卵の中にいる恐竜の赤ちゃんを再現した模型です。殻が割れた状態になっていて、中には小さな恐竜が丸まっています。
手足には鋭い爪があり、体には細かな皮膚のしわまで表現されていました。卵の中では、こんな姿勢をしていたのでしょうか。

こちらは小さな恐竜の骨格化石です。頭骨から背骨、前脚や後ろ脚まで残っていて、かなり保存状態がよさそうです。
会場ではタルボサウルスの子どもの化石も展示され、成長によって体つきがどのように変わるのか紹介されていました。
大人の巨大な骨格を見たあとだと、ずいぶん小さく感じます。

こちらは恐竜の卵の化石です。茶色い地層の中に、丸い卵がいくつもまとまって埋まっています。
卵の表面には細かなひび割れがあり、周囲の土も一緒に保存されていました。卵だけでなく、どのような場所に産み落とされたのかも分かる展示になっています。

こちらはプロトケラトプスの全身骨格です。頭の後ろに大きな襟飾りがあり、短い脚で胴体を支えています。
先ほどの頭骨や化石標本と比べると、体全体の形がよく分かります。大人と子どもでは、頭骨の形や体の比率も変わっていくそうです。

こちらにはタルボサウルスの全身骨格が展示されていました。壁には大きく「タルボサウルス」と書かれています。
前脚は小さく、後ろ脚は太く頑丈な造りになっています。長い尾が後方へ伸びていて、全身を横から見ることができました。会場では大勢の人が写真を撮っていました。

最後にタルボサウルスの頭骨を近くから撮影しました。大きく開いた上下のあごには、太く鋭い歯が並んでいます。
頭骨には大きな穴がいくつもあり、骨の表面には細かな凹凸が残っています。先ほどの全身骨格も迫力がありましたが、頭骨だけを近くで見るのも面白いです。
大恐竜展のグッズ売り場

展示を見終えたあとは、グッズ売り場へ。こちらも大勢の人でにぎわっていました。
恐竜のフィギュアやぬいぐるみ、おもちゃ、お菓子などがずらりと並んでいます。大きな恐竜のフィギュアから小さなものまで、種類が豊富です。
子どもだけでなく、大人も楽しめそうな売り場ですね。

こちらは「大恐竜展」の限定メダルを販売する機械です。大きな透明の球体の中に、カラフルなカプセルがぎっしりと詰まっています。
横には「大恐竜展 限定メダル」と書かれた看板がありました。こうした記念品を見るのも、博物館の楽しみの一つですね。
今回の大恐竜展では、ゴビ砂漠で発掘された貴重な化石をたくさん見ることができました。特に巨大なタルボサウルスやサウロロフスの全身骨格は迫力がありました。
恐竜の卵や子どもの化石などもあり、大型恐竜だけでなく、いろいろな展示を楽しめました。
今回訪れた場所
| 施設名 | 国立科学博物館 |
| 住所 | 東京都台東区上野公園7-20 |
| Webサイト | https://www.kahaku.go.jp/ |
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