何十年ぶりかの上野動物園で動物たちと不忍池を散歩

台東区

2016年5月22日の上野動物園正門と入園を待つ人々

何十年ぶりかに上野動物園をのんびり散歩してきました。日曜日ということもあり、入口は多くの人でにぎわっています。

上野動物園は1882年に開園した、日本で最初の動物園だそうです。

 

上野動物園入口の案内板と入園待ちの行列

この時点ですでにたくさんの人が並んでいました。入口の案内板に沿って、列が奥へと続いています。

 

上野動物園のチケット売り場まで続く新緑の木陰の行列

入園ゲート前には長い列ができています。木々が生い茂る道に沿って、たくさんの人が並んでいました。

新緑の木陰なので、日差しを避けながら待てるのはありがたいです。

 

上野動物園正門のチケット売り場に並ぶ来園者

やっとチケット売り場までたどり着きました。窓口にはまだ大勢の人が並んでいます。

 

上野動物園の装飾された鉄製の入園門と青いテント

チケットを購入して、いよいよ園内へ。装飾された大きな鉄製の門を通り、青いテントの下を進んでいきます。

 

上野動物園の東園を散歩

上野動物園で大きな翼を広げるコシジロハゲワシ

最初に見えたのは、コシジロハゲワシです。止まり木の上で大きな翼を広げていました。翼の内側には黒っぽい長い羽が並び、付け根のあたりは白っぽくなっています。

こうして広げると、かなり大きいですね。

 

上野動物園の止まり木に立つコシジロハゲワシ

こちらは同じコシジロハゲワシを正面から撮影。白っぽい頭と首、先端が曲がった大きなくちばしが特徴です。

ハゲワシは動物の死肉を食べる鳥で、頭や首に羽が少ないのは、食事の際に汚れにくくするためともいわれているそうです。

 

上野動物園内に残る歴史的な茶室の閑々亭

園内を歩いていると、木々に囲まれた古い日本家屋がありました。こちらは「閑々亭(かんかんてい)」という茶室です。

江戸時代に大名の藤堂高虎が、将軍をもてなすために建てた茶室が始まりだそうです。

現在の建物は明治時代に再建されたものですが、動物園の中にこうした歴史的な建物が残っているのは面白いですね。

 

上野動物園で木の枝に長い尾を巻き付けてぶら下がるジェフロイクモザル

木の上にはジェフロイクモザルがいました。長い尾を枝に巻き付け、逆さまになってぶら下がっています。

ジェフロイクモザルは尾の先でも枝をつかめるそうで、まるで5本目の手足のように使うとのことです。高い場所でも器用に動き回ります。

 

上野動物園の木陰で休むインドクジャクのオス

こちらはインドクジャクです。鮮やかな青い首と、長く伸びた飾り羽が特徴的です。

このときは羽を広げず、木陰の地面で休んでいました。

 

上野動物園の草木の間で休むスマトラトラ

草木の間にスマトラトラがいました。周りの草に隠れてしまっていますが、写真の中央付近に顔が見えます。

オレンジ色の体に黒い縞模様があり、こちらを向いていました。もう少し近くで撮りたかったのですが、なかなか難しいです。

 

バードハウスの鳥たちとゴリラ

上野動物園の赤い冠羽が特徴のカンムリシャコのオス

黒っぽい丸い体に赤い冠羽が目立つ、カンムリシャコです。目の周りと足も赤く、小さいながらも特徴の多い鳥です。

この赤い冠羽があるのはオスで、メスは緑がかった羽色をしているそうです。

 

上野動物園の餌皿に集まる緑色のカンムリシャコなどの小鳥

すぐ近くの餌皿には、緑色の小鳥たちが集まっていました。先ほどのカンムリシャコのメスでしょうか。

2羽が並んで餌をついばんでいます。

 

上野動物園の餌皿に入っているウズラ

こちらはウズラです。小さなお皿の中にすっぽりと収まっています。茶色の羽には細かい模様があり、丸い体がかわいらしいです。

 

上野動物園の木の枝にとまる2羽のキバタン

木の枝の上には2羽のキバタンがいました。白い羽と黄色い冠羽が特徴の大型のオウムです。2羽が向かい合うように枝にとまっていました。

 

上野動物園で葉を食べるニシゴリラと奥を歩くもう1頭のゴリラ

続いてニシゴリラの展示です。手前では大きなゴリラが座り込み、葉っぱを食べていました。

奥にももう1頭が歩いています。手前のゴリラは背中が銀色になっていて、かなり大きな体です。

 

上野動物園のケージにいる緑色のコミドリコンゴウインコ

鮮やかな緑色のコミドリコンゴウインコです。大きく曲がった黒いくちばしと、目の周りの白い部分が特徴的です。

こちらを向いていたので、かなり近くから撮影できました。

 

アザラシとアシカ、ニホンザル

上野動物園のプール脇の岩で休むゼニガタアザラシ

プールのそばでゼニガタアザラシがお昼寝中でした。灰色の体には黒い斑点模様があり、岩の上に寝そべっています。

日差しを浴びながら、のんびり休んでいました。

 

上野動物園の岩の上で眠るカリフォルニアアシカ

こちらはカリフォルニアアシカです。岩の上に長い体を伸ばして、ぐっすり眠っていました。

すぐ近くまで見に来た子どもたちも、寝ている姿を眺めています。

 

上野動物園のサル山で過ごすたくさんのニホンザル

ニホンザルのサル山です。大きな岩場のあちこちに、たくさんのサルがいました。

岩を登っているサルや地面を歩くサル、座って休んでいるサルなど、それぞれ自由に過ごしています。小さな子ザルもいて、にぎやかでした。

 

上野動物園の柵のそばを歩くエミュー

柵のすぐそばまでエミューが来ていました。灰色がかった長い羽毛に覆われていて、体もかなり大きいです。

上から撮影したので、背中の羽毛の様子がよく分かります。

 

上野動物園のモノレールとこどもどうぶつえん

上野動物園の東園と西園を結ぶ懸垂式モノレール

上野動物園の名物、モノレールです。東園と西園を結んでいる乗り物で、車両がレールの下にぶら下がる懸垂式になっています。

日本で初めて開業した常設のモノレールとしても知られているそうです。ちょうど頭上を通過するところを撮影できました。

 

上野動物園のモノレールの車体下部に描かれた動物のイラスト

モノレールを下から見上げると、車体には動物のイラストが描かれていました。雲の間をサルや鳥などが飛んでいる、かわいらしいデザインです。

普通の電車とは違って、車両の下側まで見えるのが面白いですね。

 

上野動物園のこどもどうぶつえんの案内板と動物のイラスト

続いて「こどもどうぶつえん」にやってきました。案内板にはロバやカピバラ、アルパカ、ヤギなど、たくさんの動物が描かれています。

ここでは家畜を中心とした、身近な動物たちを見ることができます。

 

上野動物園のこどもどうぶつえんで柵から顔を出す馬

柵のそばまで馬が顔を出してくれました。茶色の体に黒いたてがみが特徴で、額の毛もふさふさしています。

かなり近くまで寄って撮ってみました。

 

上野動物園のこどもどうぶつえんで地面の餌を食べるヤギ

こちらはヤギです。茶色と白の毛が混ざった大きなヤギが、地面の餌を食べていました。

周りにも何頭かいて、みんなのんびりと過ごしています。

 

ハシビロコウと小獣館の動物たち

上野動物園の木陰に立つハシビロコウ

上野動物園でも人気のあるハシビロコウです。大きなくちばしと、青みがかった灰色の羽が特徴的です。

木陰の中でじっと立っていて、まるで置物のようでした。ハシビロコウは動かない鳥として知られていますが、獲物を捕らえるときには素早く動くそうです。

 

上野動物園の木の枝にいる白い冠毛が特徴のワタボウシタマリン

こちらはワタボウシタマリンです。頭の白い毛が綿帽子のように広がっていることから、この名前が付いたそうです。

小さな体で木の枝にとまっていて、白い頭がよく目立ちます。

 

上野動物園の透明なチューブを通るハダカデバネズミ

透明なチューブの中を通り抜けるハダカデバネズミです。名前のとおり、体にはほとんど毛がなく、ピンク色の皮膚が見えています。

細いしっぽを曲げながら、狭いチューブの中を進んでいました。

ハダカデバネズミは地下にトンネルを掘って集団生活をする動物で、昆虫のアリのように女王を中心とした社会を作るそうです。

 

上野動物園の木の上にいるケープハイラックス

木の枝の上にはケープハイラックスがいました。ずんぐりした体に短い耳があり、ネズミのようにも見えます。

しかし、ハイラックスはネズミの仲間ではなく、ゾウと比較的近い系統の動物だそうです。

見た目からはちょっと想像できませんね。

 

上野動物園で丸い背中を向けているアルマジロ

こちらはアルマジロです。丸い背中が硬い甲羅のようなもので覆われています。顔を下に向けているため、まるで大きなボールが置かれているようです。

アルマジロの仲間には、危険を感じると体を完全に丸める種類もいるそうです。

 

カバと両生爬虫類館の動物たち

上野動物園で休んでいる大きなカバ

続いてカバの展示です。大きな体で横になり、のんびりと休んでいました。近くで見ると、やはり相当な大きさです。

 

上野動物園の水槽で休む大きなワニの顔

大きなワニがいました。水の中でほとんど動かず、じっとしています。横から見ると、長い口と大きな歯、ゴツゴツした皮膚の様子がよく分かります。

近くにいる子どもと比べても、かなり大きいですね。

 

上野動物園の水槽を泳ぐ大きなアロワナ

こちらはアロワナです。細長い体に大きな鱗が並び、水面近くをゆったりと泳いでいました。アロワナは大きな口を持ち、水面近くの魚や昆虫などを捕らえる習性があるそうです。

 

上野動物園で大きく口を開けるマレーガビアルと近くのカメ

細長い口が特徴のマレーガビアルです。水の中で大きく口を開けたまま、じっとしていました。すぐ近くの倒木にはカメが乗っていて、こちらものんびりしています。

マレーガビアルは魚を捕らえるのに適した細長い口を持つ、ワニの仲間だそうです。

 

上野動物園のガラパゴスゾウガメと大きな甲羅

こちらはガラパゴスゾウガメです。大きく盛り上がった甲羅が特徴で、足も太くてがっしりしています。

近くに置かれた草を食べながら、ゆっくりと動いていました。ゾウガメの仲間は非常に長生きすることでも知られているそうです。

人が多く、全部は回り切れなかったので、今日はここまでにしました。

何十年ぶりかの上野動物園でしたが、思っていた以上にいろいろな動物を見ることができました。

 

不忍池と不忍池辯天堂を散歩

上野動物園の不忍池周辺に広がるハスと遠くに見える東京スカイツリー

動物園を出ると、不忍池のほとりに出ました。池にはハスの葉が広がり、その向こうには東京スカイツリーも見えています。

池の周辺には木製の橋や大きな木もあり、緑が多い場所です。

 

上野公園の不忍池とスワンボート、東京スカイツリーとアパホテル

こちらは不忍池のボート池です。池の奥にはピンク色のスワンボートがたくさん並んでいました。

遠くには東京スカイツリーやアパホテルの建物も見えます。水面にはアシのような植物が茂っている場所もありました。

 

上野公園の不忍池辯天堂を横から撮影した様子と池のハス

不忍池の中之島には「不忍池辯天堂(しのばずのいけべんてんどう)」があります。

朱色の柱と緑色の屋根が特徴的な建物です。江戸時代に天海僧正が、琵琶湖の竹生島にならって建立したのが始まりだそうです。

池に囲まれた場所に建っているのも、その由来と関係しているんですね。

 

上野公園の不忍池辯天堂の正面と参拝する人々

辯天堂の正面に回ってみました。石段の上に立派なお堂があり、手前には大きな香炉が置かれています。

お線香をあげて参拝している人もいました。

 

2016年5月の上野公園不忍池に広がるハスの葉と周囲の街並み

駅へ戻る途中、不忍池のほとりでもう一枚。池いっぱいにハスの葉が広がっていました。

まだ花は咲いていませんが、葉が一面に広がる景色も見ごたえがあります。背景にはビルが並び、アパホテルの建物も見えます。

 

今回は久しぶりの上野動物園で、さまざまな動物を見ることができました。日曜日でかなり混雑していましたが、不忍池も歩けて楽しい散歩になりました。

続いて、駒込の「東洋文庫ミュージアム」へ移動します。

東洋文庫ミュージアムのモリソン書庫と庭園を見学
上野動物園を散歩したあと、東京都文京区本駒込にある東洋文庫ミュージアムにやってきました。東洋文庫は東洋学の研究図書館で、ミュージアムでは貴重な書籍や...

 

今回の散歩スポット

施設名 上野動物園
住所 東京都台東区上野公園9-83

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