東洋文庫ミュージアムのモリソン書庫と庭園を見学

文京区

文京区本駒込にある東洋文庫ミュージアムの外観と入口

上野動物園を散歩したあと、東京都文京区本駒込にある東洋文庫ミュージアムにやってきました。

東洋文庫は東洋学の研究図書館で、ミュージアムでは貴重な書籍や古地図などを見ることができます。特に有名なのが、壁一面に本が並ぶ「モリソン書庫」です。

こちらが東洋文庫ミュージアムの入口です。大きな建物の柱には「MUSEUM」と書かれた紫色の看板が立っています。

 

東洋文庫ミュージアムのオリエントホールと大きなガラス窓

館内に入ると、天井の高い「オリエントホール」が広がっています。壁に沿って長い展示ケースが設けられ、さまざまな書籍や資料が並んでいました。

奥は大きなガラス窓になっていて、中庭の緑が見えます。

 

東洋文庫ミュージアムのオリエントホールとモンスーン・ステップの階段

反対側から撮影したオリエントホールです。右側には「モンスーン・ステップ」と呼ばれる階段があり、2階へと続いています。

階段の踏み板が浮いているように見える、面白い造りです。

 

モリソン書庫と貴重な古書の展示

東洋文庫ミュージアムのモリソン書庫に並ぶ約2万4千点の貴重な資料

2階に上がると、東洋文庫ミュージアムで有名な「モリソン書庫」がありました。天井近くまで届く巨大な本棚に、古い書籍がびっしりと並んでいます。

これはなかなか壮観です。

1917年に東洋文庫の創設者・岩崎久彌が、モリソン博士から約2万4千点の東アジアに関する資料を購入したことが、このコレクションの始まりだそうです。

 

東洋文庫ミュージアムに展示された金色の装飾金具が付いた古い書物

こちらはガラスケースに展示されていた古い書物です。厚い表紙には金色の飾り金具が付いていて、中央にも円形の装飾があります。

ずいぶん立派な装丁で、本そのものが工芸品のようです。

 

東洋文庫ミュージアムに展示されたアジアを描いた彩色古地図

こちらはアジアを描いた古い地図です。インドや東南アジア、中国などが描かれていて、周囲には各地域の人々の服装を表した絵も並んでいます。

現在の地図とは違った表現が面白いですね。海には帆船や海の生き物も描かれていて、地図というより一枚の絵のようです。

 

東洋文庫ミュージアムに展示されたチベット仏教の曼荼羅と仏画の掛軸

チベット仏教に関する展示もありました。左側は細かな模様が描かれた曼荼羅、右側は色鮮やかな仏画の掛軸です。

右の掛軸は周囲の布地にも花の模様が施されていて、かなり豪華な造りになっています。

 

東洋文庫ミュージアムの回顧の路に設けられたクレバス・エフェクト

こちらは「回顧の路」と呼ばれる薄暗い通路です。床の一部がガラス張りになっていて、下に深い空間が続いているように見えます。

これは鏡を使った「クレバス・エフェクト」という仕掛けだそうです。実際にはそれほど深くないそうですが、上を歩くのはちょっと怖そうです。

 

東洋文庫ミュージアムの企画展示室に並ぶ古書と展示ケース

続いて企画展示室へ。紫色の壁に沿ってガラスケースが並び、古い書籍や文書が展示されていました。

この日は「もっと知ろうよ!儒教」という企画展も開催されていました。訪れている人たちも、展示された資料をじっくりと眺めています。

 

東洋文庫ミュージアムに展示された山や川筋が描かれた古い地図

こちらは山や川の流れが描かれた古い地図です。細い線で川筋が表され、その周囲には地名や山の絵がびっしりと描き込まれています。

現代の地図とは違い、山を一つずつ絵で表現しているところが面白いです。

 

東洋文庫ミュージアムの企画展示室に並ぶ古書と解説パネル

展示室を少し離れた場所から撮影。壁面にも中央の展示台にも、たくさんの古書や資料が並んでいます。

落ち着いた照明の中で、一冊ずつ見て回れるようになっていました。

 

知恵の小径とシーボルト・ガルテン

東洋文庫ミュージアムの知恵の小径に並ぶ各国の名言パネルと緑の植栽

館内の展示を見たあとは、外にある「知恵の小径」を歩いてみます。屋根の付いた細長い通路で、柱にはアジア各地の名言がさまざまな言語で刻まれています。

横には木々や草花が植えられていて、緑に囲まれた通路になっていました。

 

東洋文庫ミュージアムの中庭シーボルト・ガルテンと芝生

こちらは中庭の「シーボルト・ガルテン」です。広い芝生があり、周囲にはさまざまな木々が植えられています。

シーボルトの『日本植物誌』に掲載された植物を中心に植栽されているそうです。大きなガラス窓のあるミュージアムの建物も、こちらから見るとこんな感じです。

 

東洋文庫ミュージアムのオリエント・カフェと芝生の中庭

中庭の奥には、レストラン「オリエント・カフェ」があります。建物の前にはテーブルや椅子、日よけのパラソルが並んでいました。

芝生の中央には四角いデッキ状のスペースもあります。ミュージアムを見学したあと、こちらで食事や休憩をすることもできるようです。

 

東洋文庫ミュージアムのシーボルト・ガルテンに茂る新緑のモミジ

中庭にはモミジも植えられていました。枝いっぱいに新緑の葉が広がり、その隙間から芝生が見えています。

秋になると、この辺りも紅葉が楽しめそうですね。

 

ミュージアムショップと館内の水盤

東洋文庫ミュージアムショップの皇帝詔曰ノートと地球儀のキーホルダー

ミュージアムショップものぞいてみました。こちらは「皇帝詔曰」と書かれたノートです。

中国の皇帝が出す詔書を思わせるデザインで、赤い印章も入っています。横には地球儀のキーホルダーなども販売されていました。

 

東洋文庫ミュージアムの大きなガラス窓と水盤を眺める来館者

最後は、館内にある大きなガラス窓の前です。窓の向こうには水盤が広がり、ベンチに座った人たちが外を眺めていました。

建物の中にこうした水辺の景色があるのも面白いですね。

東洋文庫ミュージアムでは、モリソン書庫の大量の古書をはじめ、古地図や仏画など、普段なかなか見ることのできない資料を見学できました。

建物の造りも面白く、展示だけでなく中庭の散歩も楽しめました。このあとは大門駅へ移動して、増上寺や東京タワー、愛宕神社を散歩します。

増上寺から東京タワー・愛宕神社を散歩
東洋文庫ミュージアムを見学したあと、港区の増上寺と東京タワー、愛宕神社を散歩してきました。まずは大門駅から増上寺へ向かい、そのあと東京タワーや青松寺...

 

今回の散歩スポット

施設名 東洋文庫ミュージアム
住所 東京都文京区本駒込2丁目28-21

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