
国立西洋美術館から上野公園、旧岩崎邸庭園、浅草、東京スカイツリー、六義園まで散歩してきました。まずは、上野公園にある国立西洋美術館からスタートです。
国立西洋美術館で彫刻や絵画を鑑賞

館内に入ると、オーギュスト・ロダンの「考える人」が展示されていました。大きなブロンズ像で、右手を顎に当てながら深く考え込んでいる姿です。
近くから見ると、筋肉や手足の形が細かく表現されているのが分かります。

続いて絵画の展示室へ。白い壁には宗教画や人物画など、さまざまな西洋絵画が並んでいます。
床が磨かれているため、絵画や鑑賞している人たちの姿が映り込んでいました。

館内の大きな吹き抜けです。壁に沿ってスロープが設けられ、中央には彫刻作品が展示されています。
コンクリートの柱が並ぶ、独特な空間です。国立西洋美術館の本館は、フランスの建築家ル・コルビュジエが設計した建物だそうです。

こちらには風景画が並んでいました。海や森、田園風景などが描かれていて、作品によって色使いや筆の表現がずいぶん違います。
額縁もそれぞれ凝った造りになっています。

こちらは青緑色の壁に絵画が展示されている部屋です。中央には大きな油彩画があり、その両側にも小さな作品が並んでいます。
作品の前でじっくり鑑賞している人もいました。

こちらもロダンの彫刻作品です。体を小さく丸め、膝を抱えるような姿勢をしています。大きなガラス窓の前に展示されていて、外には美術館の中庭が見えました。
上野公園の大道芸と桜を見ながら散歩

国立西洋美術館を出て、上野公園を歩いていきます。広場では大道芸のパフォーマンスが行われていました。
男性が仰向けになり、両足の上に子どもを立たせています。バランスを取りながら支えているのですが、これはなかなかすごいです。

上野公園の桜並木にやってきました。ご覧のとおり、ものすごい人です。桜はまだ満開ではありませんが、木によってはかなり咲いています。
通路の両側では花見の場所取りも行われていました。

花見の屋台もたくさん出ていました。焼きそば、おでん、いか焼きなど、黄色い看板がずらりと並んでいます。
屋台の前もかなりの混雑で、食べ物を買っている人や通路を歩く人でいっぱいです。
上野東照宮の唐門と銅灯籠

続いて上野東照宮へ。境内の神楽殿では、伝統芸能が披露されていました。朱色の衣装を着た人たちが舞台に並び、太鼓や楽器を演奏しています。
背後には松の絵が描かれた幕が掛けられていました。

上野東照宮には、大きな銅灯籠がずらりと並んでいました。表面には緑青が出ていて、細かな装飾が施されています。
これらは江戸時代に大名たちが奉納したもので、全部で48基あるそうです。数も多いですが、一つ一つがかなり立派です。

こちらは上野東照宮の手水舎です。朱色の柱の奥には、大きな青銅製の水盤が吊るされています。
上部にはしめ縄が張られ、紙垂も下がっていました。

上野東照宮の「唐門(からもん)」に到着しました。中央の扉は金色で、周囲にも細かな装飾が施されています。
唐門とその奥にある社殿は、1651年に造営されたものだそうです。金色の装飾が多く、かなり豪華な門ですね。

境内にはたくさんの絵馬が掛けられていました。驚いたのは、絵馬に書かれた願い事の半分以上が英語だったことです!
よく見るとフランス語など、英語以外の外国語もあります。外国人観光客もたくさん訪れているんですね。

東照宮の境内でもソメイヨシノが咲き始めていました。近づいてみると、白っぽい花が数輪開いています。
周囲にはまだピンク色のつぼみも多く、これから満開になりそうです。
旧岩崎邸庭園の洋館と和館を見学

上野公園から少し歩いて、旧岩崎邸庭園にやってきました。こちらは庭園内にある洋館です。
白い柱が2階まで並び、ベランダにも細かな装飾が施されています。1896年に三菱の岩崎久彌の本邸として建てられ、設計は英国人建築家ジョサイア・コンドルが担当したそうです。
正面から見ると、かなり大きな建物です。

洋館の隣には、木造の和館があります。庭には大きな木があり、太い幹から枝が複雑に伸びています。
こちらは旧岩崎邸庭園の見どころの一つ、モッコクの大木です。石を並べた園路や飛び石もあって、洋館とは違った雰囲気です。

庭園には大きなソメイヨシノも咲いていました。枝が地面近くまで広がっていて、かなり立派な木です。
桜の下では写真を撮っている人たちもいました。芝生の上には花びらも少し落ちています。

先ほどのソメイヨシノを近くから撮影。白い花びらの中心には黄色い雄しべが見え、周囲にはピンク色のつぼみが残っています。
背景には芝生が広がっていて、花がよく目立ちます。
下町風俗資料館で昔の暮らしを見学

続いて、不忍池のほとりにある「下町風俗資料館」にやってきました。こちらは昔の東京の下町の暮らしや生活道具を展示している博物館です。
白い壁に黒い格子模様が入った、和風の外観が特徴的です。

館内には昔の木製電話機が展示されていました。受話器を横に掛けるタイプで、正面には「自働電話」と書かれています。
現在の公衆電話とは、形も使い方もずいぶん違います。電話機そのものが木製の台に組み込まれているのも面白いですね。

こちらは昔の下町の長屋を再現した展示です。木造の建物が並び、手前には共同井戸があります。井戸の横には木桶も置かれていました。
大正時代の東京の下町を再現したもので、当時の生活の様子を知ることができます。

長屋の中に入ってみました。畳の部屋には大きな招き猫が置かれ、柱には振り子時計が掛かっています。
木製のたんすや障子、ふすまなどもあって、昔の住まいがそのまま再現されていました。柱に掛かった日めくりカレンダーも懐かしいです。

こちらは昔の駄菓子屋です。店先には色とりどりの駄菓子が並び、天井からも商品が吊るされています。
昔ながらのお店の造りで、店の奥には畳の部屋も見えました。来館者も商品をのぞき込んでいます。

軒先には干し柿が吊るされていました。皮をむいた柿が紐に通され、縦にずらりと並んでいます。
こうして吊るして乾燥させることで、甘みが増すそうです。昔の暮らしの中で行われていた保存食作りの様子も再現されています。

こちらは昔の台所です。竈(かまど)や鍋、木製の調理道具などが並んでいます。壁には火ばさみやおたまなども掛けられていました。
ガスコンロがない時代は、こうした竈で火をおこして料理をしていたんですね。

1964年の東京オリンピックを特集した「月刊朝日ソノラマ」も展示されていました。表紙には東京オリンピックの開会式で入場する日本選手団が写っています。
横には青いソノシートもありました。ソノシートは薄いビニール製のレコードで、雑誌の付録などによく使われていたそうです。

こちらは昔のホーロー製洗面器です。底には赤い金魚の絵と「ライオン歯磨」の文字が入っています。
広告が印刷された生活用品は、今ではあまり見かけませんね。手に持ってみると、結構大きな洗面器です。

こちらは大きな金属製の風呂釜です。いわゆる五右衛門風呂に使うような、丸くて深い釜になっています。
中には木製の底板が置かれていました。昔の生活用品を実際の大きさで見ると、思っていたより大きいものもありますね。
浅草文化観光センターから雷門と仲見世通りを眺める

上野から浅草へ移動しました。こちらは雷門の正面にある「浅草文化観光センター」です。
2012年に開館した建物で、木造の建物を積み重ねたような外観が特徴的です。上の階には展望テラスがあるので、行ってみることにします。

展望テラスに到着しました。こちらは東京スカイツリー方面を眺めた景色です。アサヒビール本社の金色の建物と、炎のオブジェも見えます。
雷門の前にあるだけあって、眺めは抜群です。

今度は真下の雷門通りを撮影。普段歩いている交差点が、ずいぶん小さく見えます。
中央には観光案内所のような緑色の屋根の建物があり、その向こうには隅田川が広がっています。

こちらは雷門を真上から見下ろした景色です。大きな瓦屋根の下に、赤い大提灯が見えています。
門の周辺には大勢の観光客が集まっていました。いつもは正面から見ている雷門ですが、上から見ると全然違いますね。

少し引いて、仲見世通り全体を撮影しました。雷門から浅草寺の宝蔵門まで、緑色の屋根が一直線に続いています。
通りの奥には五重塔も見えました。仲見世通りには人がびっしりと並んでいます。

こちらが浅草文化観光センターの展望テラスです。ガラスの手すりが設けられ、多くの人が浅草の街並みを眺めていました。
屋根には木材が使われていて、なかなかおしゃれな造りです。

展望テラスには休憩スペースもありました。木製のベンチが並び、座って休憩している人もいます。
ガラスの向こうには浅草の街並みが見え、ここでも写真を撮っている人がいました。
東京スカイツリーまで散歩

浅草文化観光センターを出て、東京スカイツリー方面へ向かいます。吾妻橋の近くから見ると、東京スカイツリーとアサヒビール本社が並んでいました。
交差点には車やタクシーが行き交い、観光客もたくさん歩いています。

隅田川沿いを歩いていきます。水上バス乗り場には船が停泊し、周辺には観光客が集まっていました。
奥に見える鉄橋は、東武鉄道の隅田川橋梁です。橋の上には電車も走っていました。

東京スカイツリーに近づいてきました。ビルとビルの間に、巨大なスカイツリーが見えています。
周囲には電線も張られていて、昔からの住宅街の向こうにスカイツリーがそびえる光景です。

東京スカイツリーの真下までやってきました。見上げると、白い鉄骨が複雑に組み合わさっています。
上の方には天望デッキが見えますが、真下から見るとかなり高いです。

スカイツリータウンの広場では、透明な大きなボールに入って水の上を動くアトラクションが行われていました。
「バブルボール」という遊びで、ボールの中に入った子どもたちが一生懸命動いています。なかなか楽しそうですが、思うように前へ進むのは難しそうです。

バブルボールの料金を見てみると1回5分で1000円で結構な値段。対象は3歳以上で、体重55kgまでとのことです。
大人でも体重制限を満たせば遊べるようですが、今回は見るだけにしました。

スカイツリーの天望デッキにも行こうかと思いましたが、こちらも混雑しているようです。案内板には、19時30分から20時までの整理券を配布中と書かれていました。
当時の大人料金は2060円です。今回は展望デッキには入らず、周囲を散歩することにします。

こちらはスカイツリーの足元にある広場です。テーブルや椅子が並び、多くの人が休憩していました。
真上を見上げると、巨大な鉄骨が組み合わさったスカイツリーがそびえています。こんなに近くから全体を撮影するのは難しいですね。
六義園のしだれ桜と大名庭園のライトアップ

夜になったので、駒込にある六義園へ移動しました。この日は「しだれ桜と大名庭園のライトアップ」が開催されています。
入口にはイベントの横断幕が掲げられ、多くの人が集まっていました。夜桜を見に来た人たちで、かなりにぎわっています。

ご覧のとおり、すごい行列です。道路沿いにロープが張られ、たくさんの人が並んでいました。
まだ園内に入る前ですが、これはかなり待ちそうです。

ようやく園内へ入りました。最初に見えてきたのは、ライトアップされた竹林です。
背の高い竹が下から照らされ、暗闇の中に緑色の葉が浮かび上がっています。昼間の庭園とはずいぶん雰囲気が違います。

こちらが六義園の有名なしだれ桜です。大きな木から細い枝が垂れ下がり、たくさんの花が咲いています。
ライトアップによって花が白く浮かび上がり、枝の形もはっきりと見えました。六義園のしだれ桜は高さ約15m、幅約20mもあるそうです。
これは見応えがありますね。

園内の大泉水もライトアップされていました。池の向こうには黄色や緑色に照らされた木々が並び、水面に光が映り込んでいます。
暗いので写真を撮るのは少し難しいですが、昼間とは違う景色を見ることができました。

最後に、しだれ桜を少し離れたところから撮影しました。照明によって白やピンク色に見え、木全体が暗闇の中に浮かび上がっています。
枝が大きく左右に広がっていて、改めて桜の大きさが分かります。ライトアップを見終わったあと、駒込で食事をして帰りました。
今回は上野公園の桜から始まり、美術館や旧岩崎邸庭園、浅草、東京スカイツリーまで、ずいぶんいろいろな場所を歩きました。
最後に六義園の夜桜も見ることができ、なかなか盛りだくさんの散歩になりました。
※下町風俗資料館は、2025年3月に「したまちミュージアム」へ名称変更し、リニューアルオープンしています。
今回の散歩スポット
| 施設名 | 六義園 |
| 住所 | 東京都文京区本駒込6-16-3 |
| Webサイト | https://www.tokyo-park.or.jp/park/rikugien/ |
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