
東京都港区にある旧芝離宮恩賜庭園へ、紫陽花と花菖蒲を見に行ってきました。
あいにくの曇り空でしたが、園内には初夏の花がいろいろ咲いています。
まずは藤棚の下から、庭園の中心に広がる大泉水を眺めながら歩いていきます。

淡いピンク色のホタルブクロが咲いていました。名前の通り、下向きに垂れた花が袋のような形をしています。
小さな花ですが、近くで見るとなかなか面白い形です。

こちらは淡い紫色のギボウシ。細長い花茎に、ラッパのような花をいくつも付けています。
花だけでなく、大きく広がる葉も特徴的です。

鮮やかな黄色い花も咲いていました。花や葉の形を見ると、ヘメロカリスなどキスゲの仲間でしょうか。
黄色一色なので、緑の中ではかなり目立ちます。

白いアフリカハマユウのような花も見つけました。
太い花茎の先に、ユリに似た白い花がまとまって咲いています。
大泉水の周辺に咲く花菖蒲

大泉水のほとりには、白や薄紫色のハナショウブがまとまって咲いていました。
水辺に並ぶと、いかにも6月らしい景色です。
ハナショウブはアヤメやカキツバタとよく似ていますが、花びらの付け根に黄色い筋が入るのが見分けるポイントのひとつだそうです。

白い花びらに、薄紫色の筋が入ったハナショウブ。中央の黄色い模様もよく分かります。
かなり近くまで寄って撮ってみました。

こちらは白いハナショウブ。池を背景にすると、白い花がよく浮かび上がります。

青紫色のアジサイも見頃を迎えていました。
丸くまとまった手まり咲きで、日が当たった部分は少し淡い色に見えます。

こちらも青いアジサイ。少し離れて見ると、水辺の石組と一緒に咲いている様子がよく分かります。

大泉水に架かる木橋と、紫色のハナショウブ。
花だけを撮るのもいいですが、庭園の風景に入れて見るとまた印象が変わります。

池の向こうにはあずまやが見えます。
手前には紫色のハナショウブが咲き、松や芝生と合わせて日本庭園らしい景色になっています。

池の縁には、濃い紫色のハナショウブがまとまって咲いていました。対岸ではベンチに座って休んでいる人も見えます。

紫色のハナショウブを近くから一枚。まだ開ききっていない花も一緒に写っています。
紫陽花やナデシコを見ながら園内を散歩

淡い青紫色のアジサイ。まだ緑色が残っている花もあり、色づいていく途中のようです。

鮮やかなピンク色のナデシコも咲いていました。
花びらの先が細かく裂けていて、近くで見るとかなり繊細な形をしています。

こちらは白いナデシコ。先ほどのピンク色とはずいぶん印象が違いますが、細く裂けた花びらはよく似ています。

園内のあずまやを少し離れたところから撮影。その向こうには浜松町のビルが並び、東京モノレールの看板も見えます。
昔ながらの日本庭園と都心の建物が一緒に見えるのも、旧芝離宮恩賜庭園らしいところです。

少し高いところから、池を渡る石橋と園路を見下ろしてみました。
旧芝離宮恩賜庭園は大泉水を中心に歩いて回る回遊式の庭園なので、場所を変えるたびに池の見え方も変わります。

園内には、こんな大きな石もあちこちに使われています。
旧芝離宮恩賜庭園は花だけでなく、豪快な石組も見どころのひとつだそうです。

水辺にはガクアジサイも咲いていました。
中央に青い小さな花が集まり、その周りを白い装飾花が囲んでいます。
同じ紫陽花でも、先ほどの丸い手まり咲きとはずいぶん形が違います。
大泉水と旧芝離宮恩賜庭園の石組

大泉水を大きく入れて一枚。水面の向こうには高層ビルが並んでいます。
この大泉水は、もともと海水を取り入れて潮の満ち引きによる景色の変化を楽しむ「潮入りの池」だったそうです。

芝生にはスズメがいました。かなり近いところまで来たので、こちらも一枚。

青いガクアジサイ。まだ中央には小さなつぼみが多く残っています。

こちらは大泉水を背景に撮影。葉の緑の中から、青いガクアジサイが顔を出しています。

こちらのガクアジサイは、まだ咲き始め。中央には白っぽいつぼみがぎっしり詰まっています。

園内に突然現れる、大きな石柱。かなり古そうな石が何本も立っていて、ちょっと不思議な光景です。
茶屋の柱に使われていたともいわれているそうですが、詳しい用途ははっきり分かっていないとのことです。

石柱には丸い穴が開いていました。せっかくなので、その穴から向こうの松を覗いて撮影。
ちょっとした天然の額縁のようになりました。

こちらは大泉水を横切る石造りの「西湖の堤」。中国・杭州にある西湖の蘇堤を模して造られたものだそうです。
日本庭園の中に中国の名勝を表した景色が作られているのが面白いところです。

池の中には大きな景石がぽつんと置かれていました。水面から出た石と、上から伸びる枝を一緒に撮ってみます。

今度はムクドリを発見。オレンジ色のくちばしと、頬の白い模様がよく分かります。
園内を歩いていると、花だけでなく鳥もいろいろ見つかります。

木にはウメの実もなっていました。まだ青みの残る実が、葉の間からぶら下がっています。
6月はちょうど梅の実が大きくなる時期です。
紫陽花を見ながら散歩の続き

少し変わった形の紫陽花も咲いていました。花びらのように見える部分が内側へ丸まっていて、「ウズアジサイ」や「オタフクアジサイ」と呼ばれる種類のようです。
普通の紫陽花と並んでいると、形の違いがよく分かります。

ガクアジサイをさらに近くから撮影。中央を見ると、小さな青い花が集まっている様子がよく分かります。
外側の大きな部分は花びらではなく、萼が変化した装飾花だそうです。

石橋のそばには白いハナショウブが咲いていました。水面には橋や石が映り込み、少し離れて見るとこんな感じです。

最後は大泉水のほとりに咲く鮮やかなピンク色のサツキ。
6月らしい紫陽花やハナショウブだけでなく、ホタルブクロやギボウシ、ナデシコなど、園内ではいろいろな花を見ることができました。
花を見に来た散歩でしたが、大泉水や西湖の堤、不思議な石柱など、旧芝離宮恩賜庭園らしい景色もなかなか面白かったです。
今回の散歩スポット
| 施設名 | 旧芝離宮恩賜庭園 |
| 住所 | 東京都港区海岸1-4-1 |
| Webサイト | https://www.tokyo-park.or.jp/park/kyu-shiba-rikyu/ |
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