
東京都中央区の月島でもんじゃ焼きを食べたあと、両国の江戸東京博物館を見学してきました。まずは月島のもんじゃストリートからスタートです。
通りの両側にはもんじゃ焼きのお店がずらりと並んでいます。日差しの強い暑い日ですが、観光客や食事に来た人たちが歩いていました。
月島もんじゃストリートの「おしお」で食事

今回入ったのは、月島もんじゃ振興会協同組合に加盟している「おしお」というお店です。入口には黄色い暖簾が掛かり、「駅に近い店」と書かれています。
店内には鉄板付きのテーブルが並んでいました。

注文したもんじゃ焼きが運ばれてきました。大きな器にはキャベツやイカ、麺などの具材が山盛りになっています。
かなりのボリュームです。これを鉄板で焼いていきます。

鉄板の上に広げたもんじゃ焼きです。キャベツやイカなどの具材が混ざり、だいぶ焼けてきました。
暑いからか、あまり食欲がなく、2人でお会計は1780円。お店の人、ごめんなさい。
両国の江戸東京博物館へ

食事を終えたあとは、都営大江戸線で月島駅から両国駅へ向かいます。両国駅に到着し、江戸東京博物館へやってきました。
こちらは入口に設置された大きな案内板です。江戸東京博物館では、江戸時代から現代までの東京の歴史や暮らしを、実物資料や復元模型などで紹介しています。
実物大の日本橋と江戸の町並み

常設展示室に入ると、いきなり大きな木造の橋が現れました。こちらは江戸時代の「日本橋」を復元したものです。
幅は当時と同じ大きさで、長さは約半分に再現されているそうです。橋の上を実際に歩くことができ、下には江戸の町並みが広がっています。
博物館の中にこれだけ大きな橋が架かっているとは驚きです。

こちらは江戸時代の橋と町並みを再現した模型です。川には大きな木造の橋が架かり、その周囲には商家や町人の家が並んでいます。
模型の中には大勢の人形が配置され、当時のにぎわいが再現されていました。一人一人の服装まで細かく作られています。
江戸時代の大名駕籠と武家屋敷

こちらは江戸時代の駕籠です。黒漆塗りの本体には金色の唐草模様が施され、左右には長い担ぎ棒が伸びています。
身分の高い人が乗る駕籠のようで、かなり豪華な造りです。担ぎ棒の長さも相当なものですね。

こちらは実際に駕籠に乗ることができる体験コーナーです。木製の駕籠の中に入っている人がいました。
先ほどの豪華な駕籠とは違い、こちらは比較的簡素な造りになっています。中はかなり狭そうです。

こちらは烏帽子をかぶり、束帯を身に着けた人物の座像です。両手で細長い笏を持ち、正面を向いて座っています。
衣服の形や表情まで細かく作られていました。

こちらは江戸城本丸御殿を再現した模型です。屋根の一部が取り外された状態になっていて、内部の柱や梁、部屋の配置を見ることができます。
江戸城の御殿には儀式などを行う表向きの部屋や、将軍の生活に使われる部屋などがあったそうです。
木材の組み方まで細かく再現されています。

先ほどの御殿の内部を近くから撮影しました。座敷の壁や襖には、金地に山水画が描かれています。
屋根の骨組みだけでなく、室内の装飾まで細かく再現されていました。実際の建物も、かなり豪華だったのでしょうね。
江戸の芝居小屋「中村座」

大きな芝居小屋が見えてきました。こちらは江戸時代の歌舞伎の芝居小屋「中村座」を復元したものです。
建物の正面には大きな看板や絵看板がずらりと並び、赤い提灯も吊るされています。屋根の上には中村座の紋が大きく掲げられていました。
当時の芝居小屋は、こうした派手な看板で演目を宣伝していたそうです。

こちらは江戸時代の「時の鐘」です。大きな青銅製の鐘で、上部には細かな装飾が施されています。
江戸の人々は、こうした鐘の音で時刻を知っていたそうです。展示されているのは日本橋本石町にあった時の鐘の複製とのことです。
江戸の長屋と職人の暮らし

こちらは江戸時代の庶民が暮らしていた「棟割長屋」です。木造の建物がいくつもの部屋に仕切られていて、入口には木戸や格子窓があります。
長屋には町人や職人などが暮らしていたそうです。室内にも入れるようになっていて、当時の生活の様子が再現されていました。

長屋の中には、木工職人の仕事場が再現されていました。職人が床に座り、木材を加工しています。
壁には何本もの鉋や道具が掛けられ、床にも木製の道具箱が並んでいました。今と違って、ほとんどの作業を手作業で行っていたんですね。

こちらは江戸時代の消防道具「龍吐水(りゅうどすい)」です。木製の箱に長い棒が取り付けられています。棒を上下に動かすことで、水をくみ上げて放水する仕組みだそうです。
江戸は火事の多い町だったので、こうした消火道具も使われていたんですね。
江戸の絵草紙屋と町の商売

こちらは江戸時代の「絵草紙屋」です。店先には浮世絵や役者絵、絵入りの本などがずらりと並んでいます。
当時の絵草紙屋は、現在の本屋や絵画販売店のような役割もあったそうです。色鮮やかな役者絵がたくさん並んでいて、なかなかにぎやかな店先です。

こちらは木製の小さな屋台のような展示です。屋根の下には格子窓や引き出しのような部分があり、横には提灯も付いています。
コンパクトですが、細かなところまで作り込まれています。

こちらは江戸時代の和船を再現した模型です。大きな一枚帆が特徴で、船体は木製の細かな構造まで再現されています。
江戸時代には、こうした帆船が大阪などから江戸へ物資を運んでいたそうです。帆の大きさに比べると、船体は意外と小さく見えます。
神田祭の山車と日本橋のにぎわい

こちらは神田祭の山車を再現したものです。高くそびえる山車の上には人形が飾られ、金色の彫刻や赤い布で豪華に装飾されています。
上の方には緑色の衣装を着た人物の人形も見えました。江戸時代の神田祭では、こうした大きな山車が町を練り歩いていたそうです。
近くで見ると、かなりの高さがあります。

先ほど渡った日本橋を下から見上げてみました。橋の上には多くの人が歩いていて、木製の橋脚や梁の構造がよく分かります。
橋の下では催し物が行われているようで、椅子に座った人たちが集まっていました。

中村座の前では、たくさんの人が椅子に座って催し物を見学していました。先ほどは上から眺めましたが、下から見ると芝居小屋の看板や提灯がかなり大きいです。
江戸の町の中に観客が集まっているような光景になっています。

こちらでは着物姿の女性2人が琴を演奏していました。赤い舞台の上に琴が並び、前にはたくさんの観客が座っています。
江戸時代の芝居小屋を背景にした演奏会というのも、なかなかいいですね。
明治時代の朝野新聞社と乗り物

ここからは江戸時代から明治時代の東京へ。こちらは明治時代の新聞社「朝野新聞社」の建物を復元したものです。
白い柱が並ぶ洋風建築で、窓には木製の鎧戸が付いています。朝野新聞は明治時代に発行されていた新聞で、この建物は当時の銀座にあった社屋を再現したものだそうです。
江戸時代の木造建築とは、ずいぶん雰囲気が変わります。

こちらには人力車と輪タクが展示されていました。黒い二輪の人力車には子どもが座り、手前には白い三輪の輪タクがあります。
どちらも実際に座ってみることができるようです。人力車と自転車を組み合わせた輪タクは、昭和の一時期に使われていたそうです。

こちらは石や土を積み上げた大きな炉の模型です。背の高い四角い構造物で、下部には火を入れるための開口部があります。
中には赤く光る部分も見えていて、実際に火が燃えている様子が再現されていました。

こちらは昔の「自働電話」の電話ボックスです。白い木造の小さな建物で、中には黒い電話機が設置されています。
現在の公衆電話とはずいぶん違う形です。日本で最初の公衆電話は、1900年に東京と横浜に設置されたそうです。
当時は「自働電話」という名前だったんですね。
昭和の住宅と昔の暮らし

続いて昭和の住宅を再現した展示です。玄関には木製の下駄箱が並び、土間には小石を埋め込んだ床が広がっています。
奥には障子戸があり、靴も何足か置かれていました。

こちらは畳の部屋です。左側には木製の鏡台が置かれ、壁には日めくりカレンダーが掛かっています。
今ではあまり見かけない形の鏡台ですが、昔の家にはこういう家具がありましたね。

こちらは床の間のある和室です。床の間には掛軸と花が飾られ、その横には収納棚があります。
部屋の中央には座卓が置かれ、座布団も敷かれていました。落ち着いた雰囲気の部屋です。

こちらは昭和の台所です。ガスコンロの上にはやかんや鍋が置かれ、棚には食器や調理道具が並んでいます。
中央には小さな食卓があり、横には洗面台も設置されていました。今のシステムキッチンと比べると、ずいぶんコンパクトな造りです。

台所の外にはベランダのようなスペースがありました。物干し竿には靴下やタオルが吊るされ、横には洗濯機が置かれています。
当時の住宅の暮らしぶりが、細かなところまで再現されていました。
昭和の家電製品と生活道具

こちらは昔の電気洗濯機です。上にはハンドル付きのローラーが取り付けられています。
洗濯した衣類をローラーの間に通し、ハンドルを回して水を絞る仕組みです。今の洗濯機のように脱水まで自動で行うわけではなかったんですね。

昔の家電製品が並んでいました。左から電気冷蔵庫、白黒テレビ、東芝の電気炊飯器です。冷蔵庫は角の丸いデザインで、テレビにはダイヤル式のつまみが付いています。
炊飯器も現在のものとはずいぶん形が違います。こうして昔の家電を並べて見るのも面白いです。

こちらは昔の居間です。畳の上には丸いちゃぶ台が置かれ、横には茶箪笥や鉄瓶などが並んでいます。
窓には模様入りのガラスが使われ、天井からは照明が吊るされています。昭和の暮らしを再現した部屋で、どこか懐かしい感じがします。
昔の自動車と浅草凌雲閣

こちらは昔の自動車です。黒い車体に大きな丸いヘッドライト、細いタイヤが付いたクラシックカーです。
横には赤い昔のガソリン給油機も展示されていました。フロントガラスには「売出中」と書かれた札が置かれています。
今の自動車と比べると、ずいぶん角張った形です。

こちらは明治時代の浅草にあった「凌雲閣(りょううんかく)」の模型です。通称「浅草十二階」と呼ばれた高さ約52mの建物で、1890年に完成したそうです。
赤レンガ造りの塔が高くそびえ、各階には小さな窓が並んでいます。当時は東京の名所として人気があったそうですが、1923年の関東大震災で大きな被害を受け、取り壊されました。
明治時代にこれだけ高い建物があったとは驚きです。
古墳時代の埴輪を見学

こちらは古墳時代の馬形埴輪(うまがたはにわ)です。2体の馬が並んでいて、頭には馬具が取り付けられています。
胴体にも鞍などの装飾が表現されていました。埴輪は古墳の周囲などに並べられた素焼きの土製品で、人物や動物、家などをかたどったものも作られたそうです。

こちらは人物をかたどった埴輪です。帽子をかぶったようなものや、腰に手を当てたものなど、いろいろな姿があります。
どれも目や口が簡単な形で表現されていて、なんとも面白い表情です。よく見ると、それぞれ顔つきや服装も違います。
今回は月島でもんじゃ焼きを食べたあと、江戸東京博物館で江戸時代から昭和までの東京の暮らしを見学しました。
日本橋や中村座のような大きな復元建築から、長屋の生活道具、昔の家電まで、実際の大きさで見られる展示が多く、なかなか楽しめました。
特に昭和の住宅や家電製品は、懐かしいものがいろいろありました。
今回の散歩スポット
| 施設名 | 江戸東京博物館 |
| 住所 | 東京都墨田区横網1丁目4-1 |
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