
向島百花園で伝統行事「月見の会」が開催されていたので、夜の庭園を散歩してきました。
普段は昼間に訪れる庭園ですが、この日は夜まで開園。入口から行灯の明かりが灯り、いつもとは違う雰囲気です。
行灯に照らされた夜の向島百花園

園内には「月見の会」と書かれた行灯。俳句や草花の絵が描かれています。

庭園の中へ進みます。暗い園路のところどころに行灯が置かれ、足元をやわらかく照らしています。
昼間とはまったく違う景色です。

暗闇の中に浮かぶ行灯。花や月見を題材にした絵が描かれていました。
箏の演奏を聞く

園内の一角には多くの人が集まっています。月見の会では箏の演奏も行われていました。
赤いベンチや傘、行灯もあり、夜の日本庭園によく合う雰囲気です。

箏の演奏を近くから。何人もの奏者が横一列に並び、来園者が椅子に座って演奏を聴いています。
夜の庭園で聞く箏というのも、なかなか普段できない体験です。
月見のお供え

こちらは月見のお供え。ススキを中心に、月見団子や野菜、果物などが並べられています。
両側の明かりに照らされ、暗い庭園の中でもかなり目立っていました。

木々の向こうには東京スカイツリー。日本庭園の暗い木立から、現代的なスカイツリーだけが光って見えます。
向島百花園ならではの組み合わせです。
行灯を見ながら夜の庭園を歩く

さらに園内を歩きます。明るい場所はほとんどなく、木々の間に置かれた行灯がぼんやりと浮かび上がっています。

石段にも小さな灯り。必要な場所だけが照らされているので、周囲の暗さがより際立ちます。

池の周囲にも行灯が並んでいます。水面には明かりや木々が映り込み、昼間に見る池とはずいぶん違った景色です。

園内にある休憩スペース。屋根の下にも行灯が吊られています。
暗い中に木製のベンチだけが浮かび上がり、少し休むのにもよさそうです。

別の場所から池を眺めます。水面に行灯の光が反射しています。
園内全体を明るくライトアップするのではなく、ところどころに明かりが置かれているのがいいですね。

暗い小径に行灯が点々と続きます。先があまり見えないくらい暗いので、昼間とは別の庭園を歩いているようです。
色とりどりの行灯

園内には、たくさんの小さな行灯も展示されていました。一つひとつに違った絵が描かれています。

花、動物、月など、絵柄はさまざま。内側から明かりが灯っているので、絵の色も鮮やかに見えます。

こちらにも個性的な絵や文字が描かれています。同じ形の行灯でも、絵が違うだけでかなり印象が変わります。

秋の植物や月見を思わせる絵もあります。一つずつ眺めながら歩くのも、この日の楽しみの一つでした。
最後は雲の間から月

最後はこの日の主役、月。
雲が多い夜でしたが、雲の切れ間から月を見ることができました。
行灯や箏の演奏、月見のお供えを見ながら夜の庭園を歩き、最後にちゃんと月まで見ることができてよかったです。
普段は明るい時間に歩くことの多い日本庭園ですが、夜になると木々や池の見え方もまったく変わります。
向島百花園の「月見の会」ならではの夜散歩になりました。以上、向島百花園でした。
今回の散歩スポット
| 施設名 | 向島百花園 |
| 所在地 | 東京都墨田区東向島3丁目18-3 |
| イベント | 月見の会 |
| Webサイト | 向島百花園 |
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